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少年シロップ
ここは、成人向け、オリジナル小説、イラストブログです。 BLやショタ要素が多くに含まれます。18歳未満観覧禁止です。
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HAPPYBIRTHDAY
いつもと同じように目覚ましの音で目が覚める。

樹里は、布団から出ている顔の鼻先に寒さを感じた。

このまま、こうしていたらきっともう一度深い眠りに落ちてしまうだろう。

樹里は、眠気を振り払って身体を起こした。



「樹里、今日も早いですね。」

顔を洗っていると後ろから雪に声をかけられた。

「はい、今日も旦那様に気持ち良く過ごして頂けるようにしないとですから。」

そう言って、雪ににこっとほほ笑んだ。

「はぁ~樹里はこんなに頑張っているのに、うちのこももときたら…」

ため息まじりこももの愚痴をこぼす雪はなんだか子供らしさに欠ける。

くすくすと笑いながら、朝のささやかな会話を終わらせると、急いで着替えを済ませて楓の部屋へと向かった。


トントン

ノックをして、楓の部屋へ入るベッドへと向かう。

「旦那様、旦那様、朝です、起きて下さい。」

その声に楓が、うっすらと目を開ける。

そして、その瞳はすぐに樹里を捕らえた。

「樹里…おはよう。」

ゆっくりと楓の手が樹里を抱き寄せ、唇にキスをする。

「んっ…ちゅっ…。」

樹里は顔を赤らめて目を閉じる。

「旦那様…お時間が…。」

ずっとキスしていたい気持ちを押し殺して、楓に時を知らせる。

「ああ…すまない、今日は急ぎの会議が入っていたな。」

楓も渋々と言った感じで、樹里わ離すと支度を始めた。

「今日は、お帰りは遅くなりますか?」

「そうだな、急いで帰るつもりだが、間に合わなかったらすまん。」

(間に合わなかったら?)

樹里はその言葉が気になった。

(今日は何かあったかな?)

支度を手伝いながら、考えたが思い当たる節がない。

「旦那様、今日はなっ…」

「あっ…」


楓に直接聞こうと思ったが、楓が何かを思い出したように慌てて書類を探りはじめたので、声をかけるのを諦めてしまった。


「じゃあ、行ってくる。」

そのまま楓は慌てて仕事に行ってしまった。

(結局なんだか聞けなかったなぁ…大切な用だったらどうしよう…。)

樹里は、少し不安なまま仕事へ戻った。



洗濯をしていても、掃除をしていても、楓の言ったことが頭の中を駆け巡り、集中できない…。

そんな事だから、手元が狂って花瓶の水を溢してしまった。

「ああっ…どうしようっ。」

それを見ていた灯が堪らず樹里に声をかけた。

「樹里?大丈夫ですか?なんだか今日はぼーっとしてますよ。」

「すみません…。灯さん今日ってなにか特別な御用ってありましたっけ?」

灯に聞いてみたが、灯も思い当たることがなかった。

「樹里は、考えすぎですよ、樹里が覚えていないんですからきっと、何もないですよ。」

樹里の真面目な仕事ぶりをしっている灯は樹里がそんな簡単なミスをするとは思えなかったのだ。

「そうですよね…ありがとう。」

灯に話を聞いてもらえた事で気が楽になった樹里は、楓の言葉を忘れて、いつものように仕事に取り掛かった。

「さて、これでよしっと!」

額に腕を擦りつけて汗を拭いながら樹里が呟いた。

仕事を終えて、一段落ついたようだ。

あとは、楓の帰宅を待つばかりとなった。



しかし、いつもの時間を過ぎても、楓は帰ってこなかった。

仕事が長引いているのだろう。

「今日はやっぱり遅いみたいだなぁ~。」

仕事がある日は、ほとんど楓と一緒にいられない、夜のつかの間の二人の時間が樹里には大切なひと時だった。

それから、どれくらい時間がったのか、樹里はいつの間にか眠ってしまっていた。

ボーン、ボーン…

「んんっ…むにゃっ…」

時計の音で目が覚める。

「あれ…私眠って…もう、こんな時間だ。」

時計に目をやると、針が12を刺している。

深夜を回ったところだ。

(旦那様…今日はもう帰ってこないのかな…。)

しょんぼりと肩を落として部屋を出ようと歩き出す。

ドアノブに手をかけようとした時、勢いよく扉が開いた。

「樹里っ!」

楓が息を切らせて飛び込んできたのだ。

「旦那様!どうなさったんですか?」

「すっ…すまない、間に合わなくて…はぁ…はぁ…急いだんだが…。」

こんなに、必死な旦那様を見たのは初めてだった。

何を謝っているのかわからないが、こんな姿を見せられて許さない訳がない。

「旦那様、頭を上げてください、何を謝っているのか、私にはわかりかねますが、私は怒ってなどおりませんよ。」

その言葉を聞いた楓が驚いたような、不思議な表情を見せると同時に笑い始めた。

「くくっ…あはははっ…樹里、今日は、お前の誕生日だろ?忘れてたのか?」

「えっ…私の?あっ…ホントだ…。」

言われるまで、すっかり忘れていた。

だから、旦那様は今朝あんなことを言っていたのか…。

すべてが理解できて、恥ずかしさが込み上げてくる。

「すみません、私忘れてて…あの…その…。」

「忘れててくれて、ちょっとほっとした、樹里か悲しんでいたらどうしようかと思っていたから、遅くなってすまなかった…。樹里、誕生日おめでとう。」

楓は、あたふたしている樹里の頬に両手でそっと触れた。

楓の暖かい視線が樹里に降り注ぐ。

(旦那様…旦那様はずっと私のことを思っていて下さって…こんなに必死に…嬉しい…。)

樹里の瞳から涙が溢れ出ていた。

「樹里っ!やはり怒っているのか?すなまなかった。」

樹里の涙を大きな手でふき取りながら、声をかけてくる楓の顔の方が泣き顔に見えるくらい悲しそうな顔をしていた。

「旦那様…っわたし…私…嬉しいんです、旦那様が私のことをこんなにも…」

「愛してるよ。」

樹里が言い終わる前に楓が言う。

「旦那様…。」

そのまま、瞼を閉じると楓の暖かい唇の感触が伝わってきた。

潤んだ瞳を開けると、目の前に小さな箱が差し出されていた。

「これは…?」

「プレゼントだ、もう、だいぶ前に買っておいたんだが、受け取ってくれるか?」

「もちろんです!ありがとうございます。」

プレゼントを受け取る樹里の顔に笑顔がこぼれる。

「気にいるかどうかわからんが、あけてみてくれ。」

「はい、気に入るにきまっています、旦那様からのプレゼントなんですから。」

箱の上の可愛らしいリボンを解き、箱を開けるとまた箱が入っていた。

今度の箱はベロアの様なふさふさした生地が張られた上品な箱だった。

その箱を開けると…

「これ…。」

それは、見覚えのある指輪だった。

(そうだ、これ、旦那様と一緒にショッピングに出かけた時に…)

その指輪は、前に一緒に出かけた時に楓が樹里の為に選んだ品だった。

ピンク色の宝石がついた可愛らしい指輪だ。

「あの時に買っておいたんだ、樹里は、いらないといっていたが、やはりこれは樹里に似合うと思ってな。」

「旦那様…嬉しいです、本当に…私…こんな素敵なもの…。」

涙がまた溢れてくる。

「じゅっ樹里…もう泣くな。」

優しく涙を拭い、指輪を取り出すと、樹里の手を取る。

「受け取ってくれるな?」

「はい。」

楓が樹里の左手の薬指にすっと、指輪をはめた。

指輪は樹里の指にぴったりだった。

指輪をはめ終わると、また、見つめ合う二人。

「よく似合っている。」

「はい…。」

「樹里…お前は俺のものだ。」

「はい…。」

改めて楓のモノと言われると心臓が高鳴り、背筋がぞくぞくするような感覚がした。

「この指輪に誓って…私は一生、旦那様の所有物です。永遠におそばに居させてください。」

「当たり前だ。」

そして、また唇を奪われた。

「んふっ…あっ…ちゅぷっ…。」

今度のキスはさっきのキスとは違って激しく熱いものだった。

キスをしながら抱きかかえられて、ベッドへと傾れ込む。

「ああっ…んっ…ちゅっ…ちゅっ…。」

息継ぎもできないくらい激しいキス…。

楓の熱い手が樹里の服を脱がし、肌に触れる。

「あんっ…ふぅ…っ…んんっ…ぁっ…。」

ゆっくりと、時間をかけて、樹里を味わうように脱がしては触れ、脱がしては触れを繰り返す。

二人が一糸まとわぬ姿になる頃には、樹里はとろとろになっていた。

「旦那様…ああっ…気持ちいいです…あんっ…。」

「樹里…愛している…俺の…モノだ…ぜんぶっ…ぜんぶっ…。」

樹里の身体を隅々まで愛撫しつくす。

小さく桃色の乳首、震えるおちんちんも可愛らしい後ろの蕾も腕も太股も背中もつま先でさえも…全てが愛されていた。

「ああっ…ああんっ…凄い…あっ…そんなところまで…っああっ…ああん…。」

喘ぎ、悶える続ける樹里を見て、楓はとても満足そうに笑った。

「良いのか?俺にこんなことされて、感じているのか?」

「は…っい…あっ…感じて…凄い…っ感じすぎて…狂ってしまいそっ…ですぅ…ああんっあんあんっ…んんっ…。」

樹里のアナルに入りこんでいる指が増やされる。

「あああっ…ひっ…ああぁぁっんん…っ。」

ぐちゅっと卑猥な音を立てて美味しそうに指を飲み込んでゆく。

ぐりぐりと奥を刺激され、広げられると堪らなく切ない声を上げた。

「あぅんっ…はふっ…ああっ…旦那様…っ下さいっ…もう一つっ…プレゼントっ…あんっ…旦那様の…あああっ…我慢できないっ…。」

「ふふっ…何が欲しいのか、言ってみなさい…。」

「あっ…だっ…旦那様の…お…ちんちん…私の…アナルに…欲しいですぅっ…。」

その言葉を言い放つ樹里の顔を見て楓は、何とも言えない感情が込み上げてくる。

お互いに我慢の限界を迎えた瞬間、楓の反り立つおちんちんが樹里の穴に突き刺さった。

「あぁぁぁぁぁっ…いいっぁぁぁぁあっん…っあぁぁっ…。」

ぐぽぐぽぐぽぐぽぐぽっ…

高速のピストンが始まる。

「あっっ…あっあっあ…いっちゃあっ…いきなりっ…そんなにっああっ…突かれたら…ああっいい…いっくぅ…。」

樹里に覆いかぶさる様に抱きしめ、腰を振り続けた。

「ああっ…だめですぅっ…いっちゃぁ…ああっ…でるっ…ああっいくっいくっ…いくいくいくぅぅぅぅぅぅぅっ…。」

びゅっびゅくっ…

白い精液が飛び出し樹里の腹を汚す。

「いったのかっ…?すまないが…もう少し我慢してくれ…くっ…。」

樹里の締め付けに耐えながら、楓は腰を振り続ける。

パンパンパンパンパン…

「あうっ…まって…ああっ…そんな…いってる…のにぃ…ああああっ…」

いっている間も突かれまくって、樹里のおちんちんからはとろとろと白い液体が流れ続ける。

「うっ…しまるっ…中がっ…熱っ…動く…うっ…はぁはぁ…。」


いきっぱなしの樹里肉壁が波打ち楓のおちんちんを高ぶらせる。

「ああっあああっ…らめぇ~またっいってるぁぁぁ…なにこれぇぇぇっ…」

苦しいのか、気持ちが良いのかわからない、それなのに、もっと楓を求めてしまう樹里がいた。

「旦那様ぁぁぁぁ…我慢なんかしてないれすぅぅっ…わたしっ…もっとほしい…ついてぇ~旦那様のでもっととぉずぼずぼしてぇぇぇぇぇぇぇぇっ…。」

樹里の叫びに楓は、ますますおちんちんを大きくして答えた。

「もっ…おれもいくぞっ…はぁ…だすぞ…樹里の中にっ…たくさん出してやるから…俺の子を孕め…。」

「はいぃっ…孕みますぅ~旦那様のっ…子っあっん…子種くらはぃぃっ…あぅっ…くらはいぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ…。」


呂律の回らない喘ぎ声を上げながら、樹里はまた射精した。

びゅくっびゅくっ…

どくどく…どぴゅりっ…

同時に楓も樹里の中に濃い子種を注ぎ込んだ。





「旦那様…。」

腕の中の樹里がぽつりと呟いた。

「なんだ?」

「私…来年の誕生日は…。」

「ん?なにか欲しいものでもあるのか?」

樹里が恥ずかしそうに頷く。

「何が欲しい?お前が望むならなんでも与えるぞ。」

「私…旦那様との赤ちゃんが欲しい…です。」

「なっ…!」

耳まで真っ赤にしている樹里を見ると、胸が熱くなる。

男同士は子供が出来ないなんて、口が裂けても言えない。

「わかった。」

それを聞いた樹里は嬉しそうにすり寄ってくる。

(科学者でも雇って研究でもさせるか…。)

本気でそう思い始めそうになる楓だったが、今はこの幸せを味わうことにした。




[2012/05/27 12:47] | 小説・楓・樹里 | トラックバック(0) | コメント(1) |
プリティーボーイ
一台の黒塗りの高級車が、ブランド店の前に停まった。

運転手が、ドアを開けると、中から現れたのは、屋敷の当主楓とそのメイド樹里だった。

今日の樹里は、美しく着飾られており、高級感漂う店内に入っても、けして引けを取らない姿だった。

早速、店長らしき人物が、やってきて奥のVIPルームへと通される。

樹里は、楓に、エスコートされて部屋へと向かった。

ふかふかのソファーに座り、色々な食べ物や、品物が次々に出てくる。

黙っていても、部屋中が見たことのないような、代物で埋め尽くされてゆく。

「樹里、どれか気に入ったものはあるか?」

「えっと…その…。」

普段見慣れないものばかりなので、戸惑ってしまう。

大きなダイヤのついた指輪や、つやつやした、生地のドレス、皮のバッグなど、すべてが女性物だった。

そうなのだ、綺麗に着飾った樹里は、女の子の格好をしていた。

何も知らない、店員は可愛らしい女性物の品を揃えて、樹里のことを楓の娘だとすっかり思い込んでいる。

「どうした?気に入らないか?」

どうしていいか、オロオロしていると、楓が店員に目くばせする。

すると、大勢いた店員が、一礼しながら部屋を出ていく。

「これで、俺と二人きりだ、何も心配はいらないだろ?」

「はっ…はいっ。」

二人きりに、なって少し落ち着いてきた樹里は、辺りを見回す。

「旦那様…今日はどうして、こんな事を?」

二人ソファーに座りながら、ずっと疑問に思っていた事を聞いてみる。

「意味はない、ただ、恋人と買い物に出てはいけないのか?俺は、お前の喜ぶ顔が見たかっただけだ。」

「だっ旦那様!嬉しいです…私…どんなプレゼントより旦那様の、そのお気持が嬉しいです。」

瞳を潤ませながら、楓を見つめる。

「樹里…。」

樹里の小さな唇にちゅっと音を立てて、キスをする。

「せっかくだから、少し見てみないか?」

すっと、立ち上がると、樹里の手をとって品物の方を指差す。

「はい、見るだけなら。」

楓は、次々と樹里に煌びやかなドレスを着せてゆく。

「その、純白のドレスは中々良いな。」

一着の白いドレスに、楓の目にとまる。

「そうですか?」

鏡の前で、まじまじと、ドレスを見る。

自分の姿を楽しそうに、見ている樹里の後ろに楓がいつの間にか、回り込む。

そて、後ろから、優しく抱きしめられた。

そっと握られた、小さな手の薬指に小振りのピンク色が愛らしい石のついた指輪がはめられた。

「えっ?」

そのまま、手にはまった指輪にキスされる。

「旦那様…なんだか…結婚式みたいですね…。」

「そうだな…俺は、このまま式を上げに行ってもいいぞ。」

「なっ…なんてことをおっしゃるんですか!」

じっと見詰められた、楓の瞳は冗談を言っているようには見えなかったが、樹里は聞き流すことしかできない。

「いけません…そんな…私なんかが、旦那様のお嫁さんだなんて…私は…どんな形でも、旦那様のそばにいられればいいんです。」

こんな状況で、腕に抱かれていようとも樹里は己の立場を肝に銘じていた。

「俺は、生涯お前以外を愛したりはしないよ。」

暖かい、胸の中で聞こえた言葉に涙が溢れそうになる。

「私もです…私も…旦那様以外愛せません。」

結婚の誓いの様な言葉を言い終わると、二人は静かにキスをした。



それから、楓は、樹里を抱え上げると、近くのソファーになだれ込む。

「旦那様?」

「したくなった…。」

熱っぽい目で見つめられる。

楓が樹里を欲しているのが、一目でわかった。

「えっ…ええっ…あ…。」

慌てる、樹里を抑え込んで、少し強引にキスをする。

「んっ…んんっ…ふっ…。」

唇を割って入ってきた舌が、ぬるぬると動き回って、思考を麻痺させる。

無意識のうちに、樹里は、楓の背中に腕をまわして抱き寄せていた。

「樹里…。」

愛撫は、首筋から、胸元に降りてくる。

ざっくりとあいた、胸元から、桃色の乳首が見え隠れする。

華奢な肩に手をやり、紐をゆっくりと下ろす。

すると、白い胸が露わになった。

「ああんっ…旦那様…あんっあっ…。」

こりこりと、起った乳首を口に含み、吸い上げると樹里は甘い声を放つ。

「んくっ…おっぱい…やぁっ…きもちっい…。」

楓は、微笑を浮かべると、両手で胸を寄せ、揉みながら激しく乳首を舐め上げる。

「ああっあっあんっああんっ…。」

樹里の乳房を刺激しながら、ドレスの裾をたくし上げ、中に手を忍ばせる。

樹里の恥ずかしい部分に触れると、ぬるりと湿った感触がする。

「感じてるのか?」

樹里は、恥じらいながらも首を縦に振った。

下着の上から、ゆっくりと、なぞられ、擦り上げられる。

勃起したおちんちんを握られ親指の腹を擦りつけられると、どんどん硬くなってゆく。

「んふっ…ああっ…ああんっ…。」

しこった、乳首を舌で愛撫され、硬く起ちあがったおちんちんを優しく愛撫する。

堪らない、快感に身体をくねらせて、感じ入る。

「旦那様…っ…わたし…もっと…いやらしいこと…あっ…。」

樹里は、我慢できずに、自分から誘ってしまった。

「樹里…っ…わかった…。」

愛撫をとめて、樹里を見つめる。

瞳の中の樹里は、実に色っぽい顔をしていた。

熱を持った楓の手が、肌に触れ下着を脱がしてゆく。

そして、樹里の足を肩にかけ、小さく窄まったアナルを舌で愛撫する。

「うあっ…あんんっ…あっ…そんなところ…はぁ…ああっ…汚なっ…はぁんっ…ですっ…。」

「大丈夫だ、綺麗だ…実に…馨しい…。」

ちゅぷっ…ちゅるちゅる…
れろれろれろっ…

「ああっ…だんなさまぁぁぁっ…」

舌での愛撫を楽しむと、次は、指での愛撫に移る。

中指を湿らせて、ゆっくりと中に侵入させる。

「あああっ…くうっ…んんっ…。」

無意識のうちに、お腹に力が入ってしまう。

強張った筋肉を緩ませるように、お尻を優しく撫でた。

「ゆっくりするから、力を抜きなさい。」

「は…い…。」

楓の手の動きに集中する。

くぷくぷくぷくぷくぷくぷっ…

細いが、男らしい骨ばった指が、幾度となく出入りを繰り返す。

「吸いついてくるな…。」

表情こそあまり変わらないが、楓の瞳は、樹里しか写していなかった。

二本に増やされた指が、ぐにぐにと臀の中を動き回る。

左右に広げられると、くぱっと、厭らしい糸を引きながら、小さな口が開く。

「あああぁ…広げないでっ…あっ…くださっ…いぃぃっ…。」

「誘ってるのか?」

楓が、首元のネクタイを緩めると、自身のモノを取り出す。

入口に、宛がい擦りつける。

「んんっ…はぁんっ…旦那様…っじらさないっ…あっ…でぇ…。」

にちゅにちゅと音をたてて、擦りつけるとますます樹里は、興奮して楓を強請った。

「欲しい…です…ほしっ…ふぅん…あっんっ…旦那様の…おちんちんで…私を…いっぱい…突いて…っ…くださっ…。」

言い終わりそうになったその時、楓のおちんちんが、いっきにねじ込まれた。

「あぁぁぁぁぁぁぁっ…。」

いきなり、最奥まで突き上げられ悲鳴を上げた。

その口を、楓の濃厚な口づけによって塞がれる。

「んんっ…ふんっ…ふぅんっ…んんっぐっ…。」

ねぷねぷと、舌を差し込まれ喘ぐ唇を吸われる。

臀に突き刺さった硬い肉棒が激しさを増していく。

「ああっ…んっ…んんっあうっ…んんんんっ…。」

「樹里…じゅ…り…本当に…妻を抱いているようだ…。」

純白のドレスに包まれ、初々しいほどに頬を上気させている樹里…。

楓は、指に光る指輪にもう一度キスをする。

そのあと、夢中で樹里の身体を抱いた。

「あんあんっ…ああんっ…いいっ…はぁっ…はぁ…嬉しい…好きぃ…大好きです…あああっ…。」

パンパンパンッ…
ギュリギュリギュリッ

皮のソファーが鈍い音を立てながら揺れる。

「くっ…限界だ……このまま、出すぞ。」

「はいっ…ああっ…あんっ…たくさん…あっ…だしてぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ…。」

びゅるっ…びゅっ…

楓は、樹里の中に熱いたくさんの精子を放った。

樹里は軽いドライオーガズムの中、臀の中で跳ねる楓のおちんちんを感じた。

楓の手が、樹里のおちんちんに触れると、きゅっと扱きはじめた。

「やぁぁっ…もっ…あぁああぁぁっ…でちゃいますっ…くるっ…ああっ…あぁぁぁぁっ…。」

びゅるるるるっ…

堪らず、ふるえる先端から白濁を吐き出す。

純白のドレスに、白いシミがじわりと広がった…。




「大丈夫か?」

楓が情事を終えた後の樹里を気遣う。

「はい、大丈夫ですよ。」

樹里は、にっこりとほほ笑みを返した。



そして、あのドレスを楓が買い取ったのは、言うまでもない…。



[2012/05/25 10:53] | 小説・楓・樹里 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ヒメハジメ
ゴーン、ゴーン、ゴーン…

大晦日の夜、除夜の鐘が遠くに聞こえる。

あと、15分もすれば新しい年がやってくる。

樹里は、大好きな楓の部屋で年を越そうとしていた。


「旦那様、そのようなところに立っていてはお風邪を召しますよ。」

窓辺に佇み暗い外を眺めている楓に樹里が優しく言葉をかけた。

「樹里…そうだな…。」

頷いて、開けていたカーテンを閉めると樹里の待つ方へと歩いて行った。

「どうなさったのですか?外に何か?」

「いや、鐘の音が聴こえたのでな、もう、今年も終わるのだな…。」

「そうですねぇ、今年も旦那様と共に過ごせて私は幸せでした。」

満足そうにほほ笑む樹里が愛おしくて、頭を撫でる。

「樹里は、そんなことが嬉しいのか?」

「はい、来年も再来年も、ずっと…ずっと旦那様と一緒に年を越したいです。」

「俺もだ…。」

樹里の唇にそっと楓の唇が重なる。

「あっ!」

樹里が突然声をあげた。

「どうした?」

その問いに樹里は小さな指で窓を指差す。

「雪…。」

カーテンの隙間から、ちらちらと降り始めた真っ白な雪が見え隠れしていた。

「旦那様、雪ですよ!」

楓の腕の中からするりと抜け出すと、大きな窓の方へと走ってゆく。

「どおりで寒いわけだ。」

ぽつりと呟くと、樹里の後を追う。

大きな窓を開けると、外はバルコニーになっている。

樹里は、何の迷いもなく外へと飛び出した。

「わぁ~、旦那様!雪ですよ~凄い綺麗です~。」

子供らしい笑顔ではしゃぐ樹里。

それを後ろから見守る楓。

「凄いです~わぁ~い、はっ…ハクシュンッ。」

はしゃいでいた樹里がくしゃみをする。

「樹里!寒いんじゃないのか?大丈夫か?」

口元に当てられた小さな手が悴んで赤くなっていた。

慌てて、樹里を抱き寄せて温める。

「こんな薄着で、外に出てはお前が風邪を引いてしまうぞ。」

「申し訳ありません、私…。」

腕の中でしゅんとする子犬の様な樹里。

冷たくなった頬を手で温めながら楓が言った。

「まったく…さぁ、中に入って温まろう。」

うっすらと積もった雪の上を大きな足跡と、小さな足跡が並んで歩いてゆく。

暖かい室内に戻ると、樹里を抱き上げ暖炉の前に敷いてあるラグの上へと運ぶ。

「旦那様、私、もう大丈夫ですよ。」

赤くなった鼻の頭を楓がちょんとつつく。

「駄目だ、ちゃんと暖を取らないとお前にもしものことがあったら俺は生きていけないからな。」

真面目な顔で大げさなことを言うので樹里は可笑しくなって笑ってしまった。

「ふふふっ、旦那様、大げさすぎますよ、私は旦那様を置いて行ったりしません!むしろ旦那様が私を置いていってしまうんじゃないですか?」

「なっ!言うじゃないか、俺だってお前を置いてなんかいかないさ。」

少しの間お互いの顔を睨みあっていたが同時に吹きだす。

「ぷっ、あははははっ。」

二人の笑い声が響く。

その時、屋敷の大時計が12時の時を告げる。

ボーンボーンボーン…

「あけましておめでとうございます。」

「あけましておめでとう。」

暖炉の柔らかな光に照らされながら新年を迎える。

「樹里、今年も頼むぞ。」

「はい、喜んでお仕えいたします。」

楓の手が樹里の頬を撫でる。

「暖かくなってきたみたいだな。」

楓の暖かい唇が頬に触れる。

繰り返される口づけは、だんだんと首筋から胸元へと
下がっていった。

「だっ…旦那様?っ…。」

樹里の上着のボタンに手がかかり、一つずつ丁寧に外されていく。

「あっ…旦那様っ…ああっ…。」

ちゅっちゅっちゅっ…

繰り返される口づけ…。

ゆっくりと時間をかけて脱がされていく。

「旦那様ぁ…あんっ…くすくぐったいです~そんな…あっ…舐めちゃ…んっ…。」

全裸に剥かれた樹里の身体を楓が入念に愛撫する。

優しく肌に触れ、キスを落とし、ぷっくりと膨らむ乳首を口に含み舌で嬲り上げる…。

「樹里…綺麗だ…さぁ、こっちも可愛がってやるからな。」

樹里をコロンとうつ伏せに寝かすと臀を高く上げさせる。

その体制だと楓に樹里の恥ずかしい部分が丸見えになる。

「やぁっ…旦那様ぁ~恥ずかしいです、そんなに…見ないで下さい…。」

「駄目だ、俺にお前のすべてを見せてくれないか?」

恥じらう樹里を宥めて、白く張りのある臀を掴み左右に広げると、奥に縮こまった蕾が露わになる。

「ああ…見ないで…下さい…あんっ…。」

「もう、何度も見ているんだ、恥ずかしがることはない。」

「なっ…何度もって…それでも、私は恥ずかしいんです~。」

ラグに顔を埋めて顔を横に振る。

樹里の恥じらう姿は楓をますます興奮させる。

広げられた臀の間に顔を埋めてアナルに舌を這わす。

くちゅっ…れろれろれろ…

舌を使って舐め続ける、舌先で突いたり回りを解してやると少し緊張が解けてくる。

「あっ…あんんっ…はぁ…はぁんっ…。」

気持ちが良いのか恥ずかしがりながらも、甘い声を出す。

解れてきたアナルに舌を突き立て中に侵入すると樹里の身体が跳ねる。

「あぁぁっ…んっはぁっああぁぁっ…。」

しつこい位に、舌で樹里の中を味わう。

くちゅっ…ちゅぷっちゅぷっ…

「あああっ…もう、んんっ…おちんちんがぁ…辛いですぅ…はぁぁ…。」

樹里のおちんちんに手を伸ばすと、パンパンに勃起していた。

「卑猥だな…こっちも味わいたくなった。」

そう言うと、今度は楓が横になり顔の上を跨ぐように樹里が四つん這いになる。

楓の目の前に樹里の発起した可愛いおちんちんが差し出される。

ちゅっちゅっちゅぶっじゅるっじゅるるるっ…

樹里のおちんちんを口に含み吸い上げる。

「ああああっ…やっ…んんんっはぁぁぁんっ…。」

ガクガクと腰を震わせて楓のフェラチオに耐える。

楓は樹里のおちんちんを丁寧に舐めながら、アナルに手を伸ばし指を侵入させた。

くぷっくちくちくちっ…

中指がグリッと奥まで突き刺さり、出入りし始める。

「んくっ…ああっ…あんぁっ…おっしりぃ…あぁっ…やぁ、両方…ぁっ…されたら…でちゃっ…んんっ出ちゃうぅ…。」

樹里のおちんちんが、射精しようとぷるぷると震える。

でるっ…と思ったその時、楓の動きが止まった。

「樹里…一緒にいこう。」

「は…い…。」

楓は起き上がると胡坐をかいた状態で座る。

その上に向かい合うように樹里が跨った。

樹里をしっかりと抱きとめ、勃起した楓のおちんちんを侵入させる。

ずぷっずぷぷぷぷっ…

「うぁっぁぁぁっ…んんっ…。」

樹里は楓のおちんちんをずっぽりと咥え込み、細い脚を腰にまわし、しがみつく。

「樹里…大丈夫か?動くぞ。」

楓にしがみ付く樹里の手に力が入る。

それが答えだった。

下から突き上げられ、小さな身体がゆさゆさと揺さぶられる。

「あんっあんっあんっ…いっあっ…良いです…あっ旦那…さまぁ…っいいっ…いいっ…ああぁぁっ…。」

ぐちょっぐちょっ…ぐぽぐぽぐぽっ…

汁気を帯びた音が聞こえる。

「樹里…くっぁっ…っ…俺をこんなに高ぶらせるのは…樹里…お前だけだっ…。」

喘ぎ続ける唇を激しいキスで塞ぐと、さらに激しく突き上げる。

それに合わせて樹里も腰を振っているようだった。

「ああっちゅっ…あんっ…いくっ…ふぁん…いっちゃうっ…いくいくっ…あくっ…いっちゃうますぅぅぅぅぅぅぅぅっ。」

「じゅりっ…。」

お互いに強く抱きしめあう手にいっそう力がこもり、二人は、同時に射精した。

びゅくっびゅくっびゅくっ…

抱き合ったまま、倒れ込む。

「はぁはぁはぁはぁ…。」

「俺は…今年もお前に夢中だな。」

樹里は嬉しくて、楓の頬にキスをした。

ゆらゆらと揺れる暖炉の明かりと暖かさが二人の幸福感を後押しする。

幸せいっぱいの年明けだった。



[2012/05/21 10:52] | 小説・楓・樹里 | トラックバック(0) | コメント(0) |
温泉旅行
冷たい北風が吹き、枯葉がかさかさと地面を漂う、秋がやってきた。

風で揺れる木々を窓越しに見つめながら、楓は手に持っていた紅茶の入った温かいカップを口に運んだ。


「寒くなってきましたね…。」

樹里が洋菓子の並んだトレーを楓の前へ差し出しながら、呟く。

「そうだな…。」

何かを考えている時に返ってくる、上の空な返事。

樹里は黙って、カップに紅茶を継ぎ足した。

静かな、午後のティータイムが淡々と過ぎていく。

楓が二杯めの紅茶を飲み終えると、かちゃっと音を立ててカップを置いたと同時に、そばにいた樹里をグイッと引き寄せ膝に乗せる。

「きゃっ、旦那様?どうなさったんですか?」

膝の上の樹里を抱きしめると、耳元で囁いた。

「樹里…温泉に行こう。」



楓に、告げられてから数時間後二人は鄙びた温泉旅館にいた。

紅葉の美しい、木々に囲まれた静かな旅館、お屋敷の洋風な作りとはまったく雰囲気が違う部屋で、二人きりだ。

真新しい畳の上に置かれた、大きな木の机を挟んで、向かい合って座っている…。

樹里は、なんだか、急に恥ずかしくなって、立ち上がり、窓辺へ向かう。

窓の外を眺めると、夕日に染まった紅葉の紅い絨毯の中に透き通った小川がさらさらと流れているのが見える。

一枚の絵画のように美しく完成された最高の眺めだった。

外の景色に触れるかのように、窓ガラスに触れる。

その手に、楓の手がそっと重なった。

「綺麗だな…。」

「はい…。」

樹里は、この、綺麗な景色も楓のぬくもりも、すべて独り占めしているような、そんな気分になっていった…。

「旦那様…私…今とても幸せです。」

「俺もだ…お前は俺のためにいつも一生懸命だからな、俺もそれに応えたかった…。」

楓は、優しく微笑んで、樹里に口づけた…。

「んっ…っ…。」

短いキスを終えると、楓が呟いた…。

「それに…樹里と二人でいたかったしな…。」

楓らしくない、甘えた声を聞いて、樹里はなんだか嬉しくなった。

いつまでも、二人だけの時間が続けばいいなと恐れ多くも考えてしまった自分を戒めながら楓の胸に抱かれた。

すっかり、夜も深まり、二人でいることにも慣れた頃楓が樹里の手を取り言った。

「風呂に行くぞ。」

「えっ、はっはい…。」

(旦那様と一緒にお風呂に入るなんて…。)

ドキドキしながら手を引かれ、歩いてゆく。

(公共の場だし、エッチなことはしないよね…。)

そんな事を考えていると、廊下の突き当たりの大きな扉の前についた。

「ここか…。」

扉をあけると、閑静な脱衣所があった。

中に入ると、楓は、どんどん服を脱いでゆく…。

「どうした?入らないのか?」

「いえ…、はっ入ります。」

「恥ずかしがる事もないだろう、ここは貸し切り風呂だからな。」

「えっ?そうなんですか?」

「当たり前だ!お前の裸を他の奴になんか見せる訳ないだろう。」

樹里は、その言葉を聞いて、自然と笑顔になってしまった。

服を脱ぎ、タオル一枚で楓の後を追う。

奥の扉をあけると、そこには、檜の丸い大きな露天風呂が白い湯気を上げていた。

掛け湯をして、楓が湯船につかる。

「そんなとこにいないで、こっちへ…冷えるぞ。」

恥ずかしさに、もじもじしていた樹里に声をかけた。

「はい。」

慌てて、掛け湯をして湯船に浸かろうとすると…。

「樹里、タオルを湯船に入れるのはあまり良くないことだ。」

前を隠していたタオルを取られてしまった。

樹里は、慌てて湯につかった。

お互いの裸なんて、何度も見てきた、でも行為もなしにお互いの裸に触れ合うなんて…なんだか、凄く不思議な感じがした。

緊張した、樹里を気遣うかのような優しい声が聞こえる。

「樹里…見てごらん。」

樹里の後ろに回り、抱き寄せる。

はっとして、顔を上げると目の前にはライトアップされた美しい紅葉樹林が広がっていた。

「わぁ…綺麗…。」

夜の闇に浮かぶ、眩しいくらいの朱が一面を彩っている。

樹里の、ため息のような言葉の後、暫く沈黙が続いた。

ポカポカと身体が温まり、火照った頬を冷たい秋風がそっと撫でる。

心地いい風…。

すっかり、緊張もとけ、安心しきっていると、楓の手がふいに、樹里の乳首に触れた。

「あっ…。」

「樹里…、体を洗ってやろう。」

「ええっ!そんな、とんでもない!旦那様に洗ってもらうなんて!私が旦那様を洗って差し上げます。」

「それじゃあ、駄目だ。言い忘れていたが、今日の俺たちはあくまで恋人同士だ、ここは素直に俺に洗わせてくれ。」

言い終わると、有無を言わさず、樹里を湯船から抱え上げて外に降ろす。

ボディーソープをたっぷりと手に取ると、樹里の体に手を這わせた。

「やっ…旦那様…くすぐったい…。」

泡だけの手が体中を撫でまわし、隅々まで洗われる。

「気持ちいいか?」

「はい…恥ずかしいけど…旦那様の手…大きくて、大好きです…。」

その言葉を聞いて、楓の手が一瞬止まった。

そして、再び動き出したかと思うと、手は胸の辺りをくにゅくにゅと揉みし抱き始める。

先ほどとは明らかに手つきが変わっている。

「あっ…旦那様?。」

乳首をぬるぬると刺激する…。

「んんっ…やっ…変な気分になっちゃ…。」

乳首がつんと起ちあがる…。

楓は、無言のまま右手で乳首をいじりながら、左手で私のおちちんを扱き始めた。

「ああっ…やんっ…だ…旦那様ぁ…気持ち良くなっちゃいま…すっ…あん…。」

みるみるうちに樹里のおちんちんは立ちあがり、はしたなく先から雫を垂らす。

「ああんっ…もっ…いいです…からだ…もっ…あらわ…なっ…で…んんっ…。」

楓の手が止まった。

(えっ?)

「じゃあ、終わりにする…。次は樹里が俺を洗ってくれるか?」

「あっ…はっ…はい…。」

楓してくれたように、ボディーソープを手に取り体に触れようとした。

「樹里は違う方法で俺を洗ってくれるか?」

「え?どうやってですか?」

「手じゃなくて、樹里で洗ってほしい。」

「ええっ!?そんな…。」

驚く樹里を楓が、笑顔で見つめている。

泡だらけの樹里の体をおずおずと楓の体に添わす。

楓に抱きつく形で擦る様に体を合わせた。

「んっ…はぁ…っ…はぁっ…。」

ぬるぬるとした感覚が全身を襲う。

さっき、楓に弄られた部分が疼いて堪らない。

無意識のうちに、乳首やおちんちんを擦りつけてしまう。

(だめっ…旦那様のお体を綺麗にして…差し上げないとなのに…あんっ…感じちゃう…。)

「とても、気持ちがいいよ、樹里は何をやらせても上手いな。」

「そんな…んんっ…私…もぅ…。」

楓の足におちんちんを擦りつけながら、ぷるぷると快感に震える。

「ふふっ…そろそろ、泡を流して、湯船にも戻ろうか?」

楓は樹里を抱きしめながら、シャワーを浴びた。

ここにきてから、楓は樹里を一時も離そうとはしなかった。

そのままお姫様だっこで、湯船へと向かうと、温かい湯の中に二人で浸る。

「樹里…。」

樹里の名を呼んだかと思うと、熱い口づけをする。

「んんっ…あっ…ふん…んんっ…ちゅっぷっ…。」

長い口づけに体も温まり、クラクラする。

勃起しっぱなしのおちんちんが痛いくらい張りつめて、お湯の中で揺れる。

気がつくと楓のおちんちんも雄々しく勃起していた。

「樹里…こっちへ…。」

導かれるまに、後ろを向かされ、立ち上がると、お尻をぐいっと旦那様の前へ突き出すような態勢になる。

「綺麗だ…広げてみせて…。」

ドキドキしながら、両手で自分の臀を広げる。

すると、ぬるっとしたモノがすぐにアナルを刺激する。

楓の舌だ…。

楓の舌はぬるぬると樹里のアナルを舐め上げ中へと侵入してくる。

「ああっ…うっ…うぁぁっ…はぁん…っ…んんっ…。」

楓は舌で樹里のアナルを味わうと、しなやかな指を侵入させてきた。

「ああっ…やっ…凄い…ああん…はぁはぁ…んんっ…指…もっと…もっとぉ…はふっ…。」

樹里の良いところを熟知している楓は巧みな指使いでアナルを責め立てる。

ぐちゅっぐちゅっ…ちゅぶっ…ちゅっぷっ…

「もっ…無理っ…です…旦那様ぁ…くださ…もっと…おっき…い…旦那様ので…っんんっ…突いて…めちゃくちゃにしてぇぇぇぇっ…。」

湯船から水音を立てて楓が立ち上がると、後ろから樹里のアナルを押し広げて、逞しいおちんちんを侵入させた。

「あぅんんんっ…はぁはぁはぁっ…ああんっ…いいっ…凄い…おっき…もっ…おしりっ…きもちいよぉ…あんあんっ…。」

ばしゃばしゃと水しぶきが跳ねる、激しい律動。

パンパンパンパンパンパンパンパンパンッ…

臀と腰がぶつかる音が響く。

腰を打ちつける度に樹里のアナルはくぢゅぐちゅと厭らしい音を立てて楓のおちんちんを受け入れる。

「あぁん…あんっ…幸せですぅ…ああ…だんなさまのっ…ぅ…いいっ…おちんちん…いいっ…いっちゃうっ…。」

「じゅ…り…っ…ああっ…俺も…いいっ…。」

「はひっ…んんっ…あっん…くださっい…もっ…ああん…旦那様のっ…ミルク…っ濃いの…あっ…くっ…ひぃっ…私の…なかにぃぃぃっ…。」

後ろから突かれまくった樹里は涎を垂らして喘いだ。

ますます、激しくなる律動におかしくなりよがり狂う。

「ああっぅ…ひぃぃ…ぁぁっ…いいっ…いくぅ…おちんちん…いっちゃうぅぅぅっ…。」

「くっ…あっ…出る…っ…!」

中で動くおちんちんが、びくびくと震えると、待ちわびた楓の精子が大量に流れ込んでくる。

「ああっ…うっああ…中にぃぃぃぃぃっ…でてるぅぅぅっ…あぁぁっ…いくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ…。」

びゅるっ…びるるっ…。

大量の精液を受けとめながら樹里も射精した。



二人心地良いだるさをまとって、湯につかり直していた。

「少し冷えてしまったな…すまなかった…。」

樹里の体をさすりながら、楓が優しく言った。

その言葉に、楓の腕の中で樹里は頭を横に振った。

そして、楓を見つめる。

「楓様…。」

樹里は自分から楓に口づけた…。

明日になれば、この夢の様な時間も終わり、また元の生活に戻ってしまうだろう…。

だから…

今だけは、本物の恋人のように…。




[2012/05/19 12:27] | 小説・楓・樹里 | トラックバック(0) | コメント(0) |
大きいのがお好き?
じめじめとした梅雨もあけ、本格的な夏がやってくる。

降り注ぐ太陽の光りが眩しすぎるくらい瞳に飛び込んで来た。

こんな日は、エアコンを効かせた涼しい室内か、健康的にプールや海で過ごしたいものだ。

そんな事を考えている楓は今まさに、エアコンの効いた部屋で珍しくテレビを見ていた。

見るのに疲れない娯楽番組をぼんやりと見つめる…。

夏本番とゆうことで、画面には、水着のアイドル達が沢山出ている。

「…。」

その様子を樹里が傍らで見詰めていた…。

(旦那様…旦那様は、やはり、あのような豊満な体の女性が好みなのだろうか…。)

画面の水着美女達を見る楓を見て、また不安が蘇って来る…。

胸がちくちくする…。

要の邪魔にならないよう、樹里は静かに部屋を出た…。



樹里が肩を落として、とぼとぼと歩いていると、後ろから声がした。

「よぅ、樹里じゃねぇか、しょんぼりしてどうした?」

振り返ると、要が手を挙げて近づいてくる。

「要様…こんにちは…。」

「おぅ、しかし、暗い顔だな兄貴に虐められたのか?」

「まっまさか!滅相もないです。」

「だよな…兄貴は樹里にメロメロだもんな!」

(メロメロ?本当にそうなのだろうか…?)

自分に自信のもてない樹里は俯いてしまう…。

俯く樹里の顔を覗き込むようにして、要が近づいた。

「なんだよ?悩みがあるなら言ってみな。」

言いづらそうに、もじもじしていた樹里だったが、要にはかなわない、巧みな話術に乗せられて、ついつい本音が出てしまった。

…。

「じゃあ、樹里は兄貴が巨乳の女が好きで、自分は捨てられるんじゃないかって悩んでると?」

次の瞬間、要は声をあげて笑った。

「あはははははっ、可愛いすぎんだろ!それ!」

思い切って真剣に悩みを、打ち明けたのに、要はお腹を抱えて笑い始める始末だ。

「要様!酷いっ!」

要は笑いをこらえて、ぷいっとそっぽを向く樹里に優しく言い聞かせる。

「兄貴が巨乳好きだってゆうんなら、樹里のおっぱいを大きくすればいいんじゃね?」

「え?私は…男ですよ!、どう頑張ったって…大きくなんか…」

「ならないってゆうんだろ?」

要は意味深な笑みを浮かべて、ポケットに手をやる…。

ごそごそ…

「これ、やるよ。」

ポケットから何かをとりだし、差し出した。

「いや~、灯に使おうと思って、取り寄せたんだけど樹里の方が必要そうだし、使ってみろよ。」

手渡されたソレは、小さな丸い缶で、中を見ると軟膏が入っていた。

ぱっと見は、指で塗るタイプの可愛いリップクリームのような雰囲気だ。

「これは?」

「おっぱいに塗ってみな、大きくなるかもしれないぜ?あとは、兄貴にたっぷり揉んでもらうんだな。」

そう言って、要様は私の頭にぽんっと触れると、その場を去って行った。



(本当かなぁ…。)

自室のベッドに腰かけて、貰った軟膏をしげしげと眺める。

樹里は疑いながらも、要の言葉を信じることにした。

蓋を開けて手に軟膏を取ると、恐る恐る乳首に塗ってみる…。

スーッとしみ込んで、甘い香りが広がる…。

(あっ…良い香り…。)

着ていた、シャツを捲り上げ、乳首を丸出しにしにすると、両手で、乳首に軟膏を塗り込み、入念に揉みこんでいった。

「あっ…んんっ…。」

ぬるっとした、感触が乳首を覆ってだんだんと、気持ち良くなってくる…。

暫くすると、塗り込んだ部分がむずむずとしてきた。

「えっ?、なっ…何?。」

胸の辺りが、じんじんと、熱くなってゆく…。

「あっふっ…やぁ…、きもち…、止まんない…はう…んっ…。」

どんどん、気持ち良くなって、胸を揉む手を止めることができない…。

「ああっ…いいっ…どうしよ…あんっ…ああんっ…ふっ…。」


トントン…。

その時、ドアを叩く音がした。

だが、樹里の耳には届いていなかった…。

「あっあうっ…ちくび…いっ…いい…きもちぃ…はあん…。」



ドアの外には、楓が立っていた…。

部屋でくつろいでいたら、いつの間にか樹里が姿を消していたことに気がついた。

いつまで経っても、樹里が戻らないので、探しにやってきたのだった。

「樹里?」

ノックをするが、返事がない。

部屋からは、人がいる気配がする…。

心配になった楓は、中に入ることにした。

ドアをあけると、そこには、ベッドの上で淫らに悶える樹里がいた…。

「じゅ…樹里?」

慌てて、近づくと、樹里は潤んだ瞳で楓を見上げる…。

「だ…だんな…さま…?」

その瞳は、幻でも見ているかのように虚ろだった。

「どうしたんだ、樹里?、何があった!大丈夫か?」

樹里を抱き上げ、抱きしめる。

「だんな…さま…おっぱい…触ってください…」

「え?どうゆう…っ?!」

腕に抱いた樹里の突然の要求に楓が驚き、乳房を見る…。

(なっ…!)

楓は目を疑った。

樹里の乳房が、明らかに膨らんでいるのだ。

普段なら、滑らかな肌に平らな胸の両端に小さく愛らしい乳首がつんっと立っている…。

だが、今の樹里の乳房は思春期の少女のような、膨らみをもっている…。

(どうしたことだ…。)

「具合が悪いのか?まさか…病気じゃあ…。」

楓の顔がみるみる青ざめてゆく…。

「ちがっ…違います!これは…旦那様に喜んでいただこうと…思ってっ…」

樹里は、乳首の疼きに耐え、泣きながら事の事情を話した…。

「要の奴…余計なことを…。」

「要様を叱らないでください…。」

こんな風にされてもなお、震えながら、訴える樹里が愛おしくなり、強く抱きしめ口づける。

「んっふぅっ…んんっ…んっ…。」

「辛かったろう?今、楽にしてやる…。」

「ああっ…旦那さま…おっぱい…揉んでください…あっんん…私のおっぱい…大きくしてぇ…。」

樹里を後ろから抱えるようにして、乳房を揉みし抱く…。

「あうっ…はぁはぁはぁ…んんっあうん…おっぱ…い…いいっ…いいんんっ…。」

普段とは違う胸の感触…。

樹里は乳首だけで、いってしまいそうなくらい、感じていた。

おちんちんは、びくん、びくんと震えて、雫をまき散らす…。

「もっと…もっとぉ…きもちいいっ…ああ…ちくびっ…あっ…おかし…おかしくなるぅぅぅっ…。」

「樹里…ここだけで、いってしまいそうだね…なんて、愛らしいんだ…。」

樹里の痴態に興奮し、乳首をぐりぐりといじり倒す。  

樹里の尻に硬いモノが押しあたっているのを感じる。

(あっ…旦那様の…こんなに…なってる…。)

「樹里…胸だけで、いってみせてくれるか…?」

「えっ…ああっ…はうん…はいっ…はいっ…おっぱいだけで…いきますぅぅぅぅっ…。」

その瞬間、乳首をきつく抓まれて、樹里は射精した…。

はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ…

楓は、息を荒げて、身を委ねる樹里の膨らんだ、乳首を容赦なく舐めあげる。

ちゅくっちゅっちゅるっちゅちゅっ…

「いゃぁぁっ…あうっぅぅっ…らめぇぇっ…また…いいっ…いいんっ…。」

達したばかりの樹里のおちんちんが、あっと言う間に硬さを取り戻してゆく…。

「じゅり…んっ…ちゅぷっ…樹里…。」

楓は、執拗にそこを攻め立てた…。

「ああっ…いいっ…旦那…さまぁ…ここもっ…ここにも…くださいいっ…。」

樹里は自分でお尻を掴み、広げて見せた。

「いやらしいな…樹里…。」

いつになく、積極的な樹里に興奮した楓は準備もそこそこの臀にガチガチになり涎を垂れ流す、獣のようなおちんちんをぶち込んだ。

「うわぁぁぁぁぁぁっん!ひゃぁっ…ぁぁんんんっ…。」

先走りが、漏れ伝うそこは、思いのほかすんなりと楓を受け入れる。

「樹里っ…すまないっ…余裕がない…みたいだっ…。」

よほど我慢していたのだろ、激しく樹里に打ち付ける…。

「あああっうっ…ふんんっ…あっあっ…ああ…はぁはぁ…いいっ…ぁっ…旦那…あっさまぁ…おっぱいも…いじってぇっ…!」

喘ぎ狂う樹里を突き上げながら、おっぱいを鷲掴み、吸い上げる…。

パンパンパンパンパンパンパンパンパンッ

ちゅるっちゅっちゅっちゅぅっっ…

「ああああぁぁぁぁっ…いくぅぅぅっ…いきますぅぅぅぅぅっ…おっぱいっいくぅぅぅぅぅぅぅぅっ…。」

叫ぶ、樹里のおちんちんから勢いよく精液が飛び出す。

「樹里っ…くうっ…でる…。」

達してもなお、痙攣しながら、喘ぐ樹里にしがみつく様にして楓も射精した…。



気がつくと、樹里の胸は、いつの間にか、元に戻っていた。

「戻ってしまいましたね…。」

樹里は残念そうに、胸をさする。

「気にするな、胸などどうだっていい…、ありのままの樹里を愛してるよ。」

「旦那様…んっ…。」

優しく、口づけられる…。

口づけを交わす、楓の手には、要から貰った媚薬が握られている。

(とりあえず、あいつには、お灸をすえてやらないと…。)

などと思いながら、そっとポケットの中に媚薬を滑り込ませたのだった…。


[2012/05/19 11:42] | 小説・楓・樹里 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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