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少年シロップ
ここは、成人向け、オリジナル小説、イラストブログです。 BLやショタ要素が多くに含まれます。18歳未満観覧禁止です。
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小さな一歩 ~初めてのキス~
コンコン…

小鳥の部屋のドアが鳴った。

「入るぞ~。」

「はい。」

のっそりと顔を出した要が部屋に入ってきた。

「こ~とりっ、会いたかったぞ~。」

要の口角はあがり、目じりは、だらりと垂れている。

要が喜んでいるときに見せる顔だ。

要は毎日毎日、こっそり小鳥の部屋にやってくる。

そして、小鳥を抱きしめて、取り留めもない話をする。

今日はどんな仕事をしたのか?

その時の気分や、心情を聞いたりする。

小鳥はそれを不思議に思っていた。

自分のメイドのチェックを毎日行っているのだろうか?

そんな風にさえ思っていた。

「どうした?何か考え事か?」

ぼーっとしている小鳥を見て、心配そうに問いかける。

「いえ…なんでもないです。」

その言葉を聞いた、要は小鳥をきつく抱きしめ小鳥の小さな唇にキスをした。

「んっ…。」

ほんの少し漏れた声とも息ともつかない音がする。

優しく、慈しむようなキス。

今まで、なんども小鳥にキスをした…。

この気持ちが少しでも小鳥に届く様に…。

だが、その想いはまだ小鳥に届かない。

(要様はキスがお好きなんだなぁ…。)

灯や悠里とのキスやそれ以上の行為を見続けてきた小鳥にとっては、そのくらいの感想しかなかった。

「…小鳥…。」

キョトンとした顔で、要の顔を見つめている小鳥を見ると胸が痛む。

(こんなに…こんなに……。)

要は胸の奥から沸き上がる衝動を抑える。

このまま勢いで、小鳥を犯してしまうのは雑作もないことだった。

きっと、小鳥は拒まないだろう。

それでも、要は決してそうはしなかった。

命令でなく、自分を受け入れて欲しかったからだ。

「小鳥…お前は俺のこと好きか?」

「好き…?」

「そうだよ、俺に触られるのは嫌か?キスされると、どんな気分になる?」

たくさんの疑問が投げかけられる。

小鳥はいつもこの疑問に戸惑ってしまう。

そして、いつものように最後は俯き、沈黙が流れる。

「すまない…。」

そう言った要の顔は、いつも、とても悲しそうだった。

そして、要は部屋を後しようと起ちあがった。

いつもの、いつも通りのやり取り…。

だが、この日は少し違った。

「まっ…待ってください。」

小鳥が、要を引きとめたのだ。

「小鳥?」

呼びとめた、小鳥自身も驚いていた。

(どうして?どうして僕は…要様を呼びとめたのだろう…?)

「どうした?」

不思議そうに小鳥の方を見る。

「あっ…あの…僕…わからないんです…僕も…どうしてだか…でも…」

そのあとの言葉が出てこない…。

「一緒にいたかった?」

「えっ…?」

「もっと一緒にいたかったんだろ?俺がいなくなるのが嫌だったんだろ?」

小鳥は、混乱していた…。

いつもなら、あのまま要様を見送って仕事に戻るのに…。

(どうして?)

理解できない行動に鼓動が速くなる。

要は小鳥のもとに駆け寄ると、そっと小鳥を抱きしめる。

「大丈夫だよ、怖がることなんてない、俺は嬉しいよ、よくわからないその行動が…凄く嬉しい…。」

「嬉しい?」

「ああ…。」

抱きしめられた腕がなんだか、暖かく感じる。

不思議な感覚だった。

早くなっていた鼓動が落ち着き始める。

そして、今度はさっきとは違う鼓動の高鳴りを感じた。

それは、小鳥にとって初めての感覚だった。

(これは…?)

「要様…僕…心臓が苦しい…。」

「そうか…じゃあ、こうするとどうなる?」

要は小鳥に、もう一度キスをした。

ドクン…

「んっ…もっと…苦しい…。」

要は抑えきれない感情が湧きあがってきて、小鳥に夢中でキスをした。

小さく閉じた唇を割って、ぬるりと舌を侵入させる。

これまた、小さく震える小鳥の舌を吸い上げ、絡める。

「うっ…ふっ…やっぁ…やっ…やだっ…!」

小鳥が声を荒げて抵抗した。

「小鳥…。」

「嫌です…なんだか…僕っ…おかしい…です…ドキドキとまんないし…苦しい…のに…要様が…いっぱい…入ってきて…」

初めてだった…

初めて、小鳥が要を拒んだのだ。

言葉は、たどたどしかったが、自分の意思をはっきりと伝えている。

「ごめん…ほんとごめん…俺我慢できなくて…小鳥、初めて嫌がったな。」

小鳥はその言葉に、はっとした。

「もっ…申し訳ありません。」

「いいんだ、嫌なら、嫌っていってくれよ…お前の全部が知りたいんだ…俺…お前が大好きだから…。」

ドクン…

(まただ…)

小鳥の胸がまた高鳴る。

「要様…僕…また…苦しい…僕、病気なの?」

「くくっ…ああ…病気だな…恋の病だ。」

嬉しい気持ちを押し殺して、優しく説く。

「恋?僕…要様が…好き…?…。」

「疑問形じゃダメだからな。」

腕に抱く小鳥の額を人差し指で、優しく突く。

小鳥は生まれたばかりの気持ちに戸惑いながらもその気持ちを受け入れた。

「僕…要様が…好きです。」

要が小鳥を抱きしめ、小鳥も要を抱きしめる。

自然とお互いの唇が近づいて、重なり合う。

初めての…キス…。

「んっ…あっ…ふっ…。」

要の手が小鳥の身体を厭らしく弄る。

「うっ…あっ…やっ…やぁっ…ダメです。」

「ええっ!なんでだよ~やっと小鳥を抱けると思ったのに!」

「まっまだ…僕…、とっとにかくまだ、ダメなんです~。」

そう言って、小鳥は小走りで逃げていってしまった。

「マジで…?」

ぽつんと残された要はとたんに笑いが込み上げてきた。

爆笑しながら、要は思った。


(これからだよな、小鳥…、次こそは…ぜってーやってみせる!)


小さな小さなその一歩は、大きな大きな第一歩だった…。



[2012/05/25 11:06] | 要×小鳥 | トラックバック(0) | コメント(1) |
悪戯
カタカタとパソコンのキーボードを叩く音がする。

要の部屋からしているようだった。

「ふふふっ、これで、よしっと。」

何かを打ち終わった要はパタンとノート型のパソコンを閉じた。



数日後屋敷に小包型届いた。

「要様…。」

「うおっ!小鳥っびっくりするだろいきなり現れんなって。」

届いた小包は要宛で、それを小鳥が運んで来たのだった。

「これ…。」

「おお…おっ!これはっ、やっときたかぁ~待ってたぜ~。」

ありがとうといいながら、小包を受け取ると上機嫌で包みを解いてゆく。

小鳥はそっと部屋を後にしようとした。

「ちょっ、まって小鳥っ。」

慌てて要が小鳥をとめる。

無言のままその場に立ち止まり、振りかえる。

「小鳥にプレゼントがあるんだ、これなんだけどさ。」

そう言って、小包の中から小さな卵型のナニカを取り出した。

「…?」

それをみても小鳥はなんだか分からず、小首をかしげている。

「あ~わっかんないか…これ、オ・ナ・ホ♪」

要の手のひらに乗せられた可愛いカラフルな卵を小鳥はしげしげと見つめている。

「おなほ?」

「そう、オナホってもわかんないか、この前ネット見てたら面白そうな玩具あったからいろいろ買ってみたんだけどさ、小鳥は初心者だしオナニーホールが良いかなって思ってな。」

楽しそうに説明しているが、小鳥はなんのことなのかさっぱりといった感じだった。

「まぁ、あれだ、説明するより試してみるほうがいいよな。」

よくわからないまま、小鳥は頷いた。

慣れた手つきで、要が卵型のオナホを取り出していく。

「小鳥、下だけでいいから脱いでくれる?」

小鳥は、おずおずとズボンを脱ぎ、胡坐をかいて座る要の上にちょこんと小鳥が座る。

後ろから、要に抱きしめられる。

「小鳥…怖くないからな、大丈夫だからな。」

優しく言い聞かせて、準備を始める。

取り出した卵型のオナホの下の部分に穴があいていて、そこに付属のローションを流し込む。

トロトロトロ…

「よしっ!OK。」

オナホを片手で持ち小鳥のおちんちんにそっと被せていく。

「つっ…冷たいです…。」

くちゅっと音を立てながら小鳥のおちんちんは卵にすっぽり包まれてしまった。

「どう?どんな感じ?まだ、立ってないからきもちくないか。」

「わかりません…。」

いつもと変わらない、声で答えが返ってくる。

ここで諦めたら、小鳥とエッチする日が遠のいてしまう、頑張るんだ俺!

卵をぐにぐにと動かしてみる、

ちゅぷちゅぷとローションが絡む音がする。

小鳥の首筋に舌を這わせて愛撫する。

その時、小鳥の身体がびくっと震えるのを感じた。

「どうした?大丈夫か?」

「は…い…なんか…変な感じです。」

戸惑いながらも要に身体を任せる。

(感じてるのか?)

そのまま、小鳥への愛撫を続けた。

やはりだ…

小鳥のおちんちんは少しずつではあるが硬くなってきていた。

「痛くないか?気持ちいか?」

「へ…ん…。」

変?初めての感覚で言い表せないのかもしれない。

小鳥らしい表現だった。

(やっべ、すげー可愛い。)

要は、小鳥への愛撫に夢中になっていた。

ぐちゅくちゅくちゅっ

小鳥のおちんちんを扱きあげる。

「んっ…ふっ…っ…。」

微かではあるが、喘ぎ声のような声が漏れ始めた。

「どうだ?良いんだろ?」

「んふっ…たぶん…これが…きもちいい?…。」

小鳥のおちんちんをみれば明らかだった。

完全に勃起している。

「そうだ、触ってみろよ、わかるか?小鳥の硬くなってるだろ?」

はふはふと息を荒げながら、こくりと頷く。

「これが勃起だよ、俺が灯を犯すとこうなってるだろ?すげぇ興奮してて、気持ちいってことなんだよ。」

「はい…。」

それを理解したのか、ぽつりと返事をしてまた、小鳥は、黙りこむ。

身体はとても熱くなっていて、感じ入っているようだった。

「んんっ…うっ…んっ…はぁ…。」

柔らかく、伸びる素材のオナホが大きくなった小鳥のおちんちんに押し上げられて卵の形が変形して伸び縮みしている。

くちゅっ…しこしこっ…

扱く手に気合いが入る。

こんなに感じている小鳥を見るのは初めてだ。

そんな小鳥を見ているだけで、要は勃起していた。

「要…様…おちんちん…へん…あっ…でっ…。」

ぽそぽそと話し始めたと思ったら、小鳥がぶるっと震え握っていたオナホが暖かくなってゆく。

「まさか…でちゃった?」

小鳥は無言で、肩を震わせてぽーっとしている。

そっと、オナホを外すとローションとは違う白くどろっとした液体が流れ出てきた。

「おおっ…出てるっ!やったじゃん、小鳥っ初めての射精だぞ。」

小鳥にとっては凄まじい感覚だったのだろう、白昼夢を見ているように虚ろな瞳でぼんやりとしている。

「よしよし、良くできたな。」

小鳥を抱きしめて、頭を撫でてやる。

腕の中の小鳥がほほ笑んだ気がした…。




その後、小鳥が部屋を去った後小鳥の使用済みオナホでガチガチに勃起したおちんちんを処理した事は要だけの秘密であった…。



[2012/05/21 10:49] | 要×小鳥 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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Author:Lily
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最近同人活動中♪
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