ある晩のこと、灯は要に呼び出された。
コンコンッ
「御主人様、灯です。失礼致します。」
ノックをすると、要の部屋へと入る。
「おおっ、灯、早かったな~こっちこっち。」
要が何やら上機嫌で手招きをしている。
「どうなさったんですか?」
嬉しそうな要を目にして、灯もなんだか心が踊る。
「これなんだけどさ、見ろよ、今日届いたんだよ。」
要が手にしているものを見た。
「ビデオカメラですか?」
要の大きな手には、小型のビデオカメラが、握られている。
おそらく、最新型のものだろう。
大きな手にすっぽりと、収まるデザインでポップで可愛らしい代物だった。
要は意外と可愛い物が好きらしい。
「いいだろ?すげー気に入ってたんだけど、なかなか手に入らなくってさぁ。」
楽しそうに、手に入れた御自慢のビデオカメラについて語りだした。
それを灯は、暖かい目で見守っる。
「で、これなんだけどさ…って灯聞いてるか?なんか、さっきから、笑ってるけど。」
「聞いてますよ、くすくす、だって、御主人様の目キラキラしてて子供みたいなんですもん。」
「なっ…!そうかぁ?」
要は、我に返ると、近くにあった鏡を覗き込む。
「本当に、御主人様は好きなものに対しては、情熱的ですよね。」
「好きなものに対してってなんだよ!俺は何にでも情熱的関心をもって接してるよ。」
「ふふふっ、そうですね。」
要の事をわかりきっている灯は笑いながら答える。
「なんだよ、信じてないな。」
そんな会話をしながら、じゃれ合っていると、要が部屋に呼んだ本当の訳を思い出した。
「おっと、忘れるとこだった、灯これ着てくれる?」
要が差し出したものは、女の子用の下着と、白いワンピースだった。
「え?これをですか?」
「そうそう、これを着た灯を撮ろうと思ってさ、一番最初はやっぱり一番好きなもの撮りたいじゃん?」
一番好きなもの…その言葉に深い意味はたぶんない…。
それでも、灯はその言葉を聞いて嬉しくなった。
「こっ…今回だけですからね。」
灯は、恥ずかしそうに洋服を受け取ると、着替え始めた。
「ちょっと待てよ、撮るからさ。」
「えっ、着替えも撮るんですか?」
服を脱ぎながら、灯は、驚く。
「当たり前じゃん、そっから取らないと、せっかく灯が着替えてくれてるんだからさ。」
要がビデオカメラを構えて録画ボタンを押す。
「さぁ~て、灯ちゃんの生着替えシーンで~す。」
どこぞのAVの様に灯を撮り始めた。
「ちょっと、御主人様っ、こんなの…恥ずかしいです。」
「おっ、いいねえ~。その、恥じらった感じ!可愛い。」
要のテンションは、ますます上がる一方だ。
仕方なく、灯は服を脱ぎ女の子の下着を着け、その上に白いノースリーブで清楚な感じのワンピースを着せて見せた。
「お~やっぱり似合う、凄い可愛いぞ、灯ちゃんこっち向いて~、くるっと一周回ってみてようか。」
ノリノリの要の要望に、しぶしぶ答える。
「いいねぇ~、女の子みたいだよ~。」
色々なポーズや角度で、一しきり灯を撮り終わると要は灯を抱き寄せた。
「ちょっ、御主人様?。」
「こっからは、一人だとちょっと撮りずらいよなぁ。」
訳も分からず、首を傾げる灯をよそに要がいきなり、手招きする。
「おーい、ちょっと手伝ってくれよ、小鳥。」
「えっ?小鳥?」
部屋の隅から、どこからともなく小鳥が現れた。
「お呼びですか?」
「うんうん、小鳥、悪いけどちょっと撮影変わってくれるか?」
こくんと、頷いた小鳥に、ビデオカメラが手渡される。
「なっ何考えているんですか!小鳥に撮らせるなんて、駄目です。」
なんとなく、この後されるであろう行為に気づいた灯が怒った。
「大丈夫だって、前にも小鳥の前でしたろ?小鳥は、平気だよな?」
姿を現わしてから、変わることのない顔で、静かに頷く小鳥。
「ほら、小鳥もいいってさ。」
それでも、抵抗する灯を抱えて、ベッドへと倒れ込む。
「あっ…駄目です…やっ…あっ…いやぁ…。」
拒絶の言葉を放つ灯の唇を要の唇が塞いだ。
「んっ…んんっ…くっ…うっんっ…。」
小さな唇を吸い上げて、舌を差し入れる。
ぬるりとした舌の感触が伝わる。
「灯…可愛いよ…あかり…めちゃくちゃにしたい…ってか、する。」
「ええっ…?そんな…あん…小鳥が…いるのにぃ…。」
「見られると、燃えるだろ?」
「そんな…こと…ないっ…ですっ…ああっ…んっ…。」
唇から、離れた要の舌は、灯の首筋を這うように、舐めまわす。
灯は、耳を舐められて、少し高い声が出た。
「ひぁっ…駄目です…耳っ…やっ…。」
びくびくと、身体を震わせる灯を楽しむ要。
そのまま、要の右手が灯の胸元にやってきて、白いワンピースの上から、少し起ちあがった乳首を刺激する。
指の腹で、押し上げ、小刻みに抓みあげる。
「んあっ…ああんっ…乳首…やぁ…ですぅ…ああん…ちくびぃ…んんっ。」
あちこちに、キスを落としながら、左手がワンピースの裾の中に侵入する。
「うっあっああっ…ダメぇ…そこっ…。」
するすると、白い滑らかな肌の上を要の手が滑ってゆく。
上へ、上へと滑る手が下着に到着するとそこはもう、湿っていて、硬くなった灯の男の子の部分が下着を押し上げている。
「うわぁ…ぬれぬれじゃん。」
恥ずかしくて、そっぽを向く灯に要は容赦なく言い放つ。
「灯…スカート捲って見せてくれよ。」
「えええっ…そんな、もぅ…うっ…はい…。」
要には逆らえない…。
唇をかみしめるようにして、震える手でスカートをたくしあげる。
スカートの下から、細い足と女の子の下着が見えてくる。
そして、下着の真ん中には、恥ずかしいシミと勃起したおちんちんがあった。
「すげぇ…エロい…小鳥…よく撮っといてくれよ。」
人差し指で、くいっくいっと合図をして小鳥を近くに呼び寄せる。
「はい…。」
「ああっ…やめて…小鳥…撮らないで…。」
息を荒げながらも、抵抗を見せるが、厭らしいソコを隠すことはしなかった。
「よーし、じゃあ、本番行くか?」
そう言って、灯の下着に手をかけ脱がしにかかる。
するすると、小さな下着を下ろしきると、ぴんと立ちあがった可愛いおちんちんが顔を出した。
「うまそ…食べていい?」
もじもじとしていた、灯だったが小さな声で呟く。
「はい…お召し上がり下さい…。」
その言葉で、要はかぶりつく様に、灯のおちんちんにしゃぶりついた。
灯のおちんちんを口に含み、舌で味わう。
「あううっ…あっあっ…ああっ…はぁんっはぁはぁはっ…。」
先から溢れ出る汁を吸われ、玉の裏まで舐め上げられる。
ぬるつく舌が竿に絡みついて、激しい快楽がわき上がってくる。
「うわっ…ああああっ…いいっ…おちんちんっいいれすぅ…先っぽああっ…吸っちゃっ…あああっ…そんなっ…とこまでっ…はふぅ…。」
スカートの裾をぐしゃぐしゃに握りしめたまま灯は喘ぎ続けた。
要の指が、唾液で濡れたアナルに触れる。
びくんと跳ねる灯の身体をしっかりと支えて、そのまま指を中に進ませる。
「きゃぅっ…はぁはぁはっ…ああくっ…。」
ずぶずぶずぶっ…
長い指が奥まで差し込まれる…。
そして、つぷつぷと出し入れが始まる。
「あっくっああっ…はぁはぁっ…うっおっ…あっ…。」
出し入れされるたびに、厭らしい喘ぎ声を上げる。
「小鳥、小鳥、ここアップで宜しく。」
灯のアナルに指を出し入れしながら、小鳥に冷静に支持を出す。
「やぁ…もっやぁ…ああっ…おしり…はずかしぃ…んぁふっ…。」
喘ぎながら、口だけの抵抗はまだ続く。
画面には、差し込まれる指の本数が増やされたアナルが映し出されている。
ぐちぐちぐちっ ぐちゅっちゅぽっ…
ぎちぎちのアナルが、要の指を締め上げる。
「やばい…もぅ限界…入れるわ。」
ズボンのチャックを下ろして、赤黒く血管の浮き立ったおちんちんを取り出し、灯のアナルにあてがった。
「おっと…小鳥、それ貸してっ…。」
小鳥から、ビデオカメラを受け取ると、自分で撮影しながら灯のアナルに突っ込むところを撮影し始めた。
「あぁぁぁぁぁぁっんっ…入ってきますぅぅぅぅっ…。」
ずぽずぽずぽずぽっ…
どアップで、結合部分が映し出され、揺れる画面に灯の喘ぎ声が響く。
「良く撮れてるぞ、灯っ…すげぇ…いつもより締まりよくね?撮られて感じるのか?」
「ああっ…ちがっ…やっ…んんっ…違いますっ…ああっ…酷い…こんなのっ…撮るなんて…ああっはぁんああっ…。」
腕で顔を隠すようにして、撮影される様を見ないようにする。
「可愛い灯を撮っておきたいんだから、しょうがないだろ?」
ビデオカメラ片手に、屈託のない笑顔を向ける要…その笑顔に絆される…。
(悔しい…なんで…なんで、こんな人…大好きなんだろう。)
臀に咥え込むおちんちんが、ずんずんと奥に押し込まれ、出し入れされる。
「さてと…小鳥バトンタッチ♪続き頼むわ。」
再び、小鳥にカメラが手渡される。
「あうっ…んんっ…もっ良いんですか?…んはっ…。」
その様子を見た灯が問う。
「ああ…ハメ撮りできたし、撮ってたら灯を抱きしめられないだろ?」
顔が、かぁっと熱くなるのを感じながら、要に抱きつく。
「おっ…おいおいっ、灯の方から抱きついてくるなんて珍しいな。」
「御主人様が…恥ずかしい事っ…言うからですよっ…。」
嬉しくて、嬉しくて…そのまま、小鳥が撮影しているのも忘れるほどに…激しく身体を重ねた…。
「ああんっあっあっ…もっとっ…私のっ中にっ…ああくぁ…ふうっ…突いてぃ…めちゃくちゃにぃ…つててぇぇぇぇっ…。」
正常位から、形を変えて、バック…騎乗…背面…様々な体位を試みる。
「もぅ…この映像、ヤバい…こんなに灯がいろいろさせてくれるなんて…家宝にするわ。」
「んくぅっ…ああっ…んっ…ばっ…バカなことっ…言ってないでくださっ…いっんんっ…絶対っ…誰にもああっ…見せないでっ…くっだっさいよっ…んんはぁ…。」
ずぷずぷずぷずぷずぷずぷっ
「ぜってぇ見せねぇっ…てか、見せるわけねぇ…俺だけのもんだし…くっ…。」
「はあっ…んっ…嬉しっ…いっ…あああっ…。」
パンパンパンパンパンパンパンパンッ
絡みつくように、身体を寄せ合い、おちんちんを最奥に叩きつける。
「くっ…出すぞっ…灯の中にっ…俺の子種っ…注いでやるっ。」
「あっあっあっあっあっ…はいっ…いっぱい、欲しいっ…いくっ…いっちゃいますぅっ…私もっでるぅ…きもちいぃぃぃぃっっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ…。」
二人同時に、大量の精液をおちんちんの先から放つ。
要の精液は、灯の中にたっぷりと出され、灯の精液は灯の胸の辺りまで飛んで卑猥な印象を与える。
ぐぽっ…
締まった、灯の臀から要のおちんちんが抜かれると、緩くなった穴から、どろりとした白い液体がこぼれ出る。
それを、静かに小鳥が撮影していた…。
「いいのが撮れたなぁ…。」
要が呟いた。
あれだけ、激しいセックスを見せつけられても、小鳥は無表情だった。
小鳥がビデオカメラのストップボタンを押す…。
「撮影完了…」
終
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