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少年シロップ
ここは、成人向け、オリジナル小説、イラストブログです。 BLやショタ要素が多くに含まれます。18歳未満観覧禁止です。
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HAPPYBIRTHDAY
いつもと同じように目覚ましの音で目が覚める。

樹里は、布団から出ている顔の鼻先に寒さを感じた。

このまま、こうしていたらきっともう一度深い眠りに落ちてしまうだろう。

樹里は、眠気を振り払って身体を起こした。



「樹里、今日も早いですね。」

顔を洗っていると後ろから雪に声をかけられた。

「はい、今日も旦那様に気持ち良く過ごして頂けるようにしないとですから。」

そう言って、雪ににこっとほほ笑んだ。

「はぁ~樹里はこんなに頑張っているのに、うちのこももときたら…」

ため息まじりこももの愚痴をこぼす雪はなんだか子供らしさに欠ける。

くすくすと笑いながら、朝のささやかな会話を終わらせると、急いで着替えを済ませて楓の部屋へと向かった。


トントン

ノックをして、楓の部屋へ入るベッドへと向かう。

「旦那様、旦那様、朝です、起きて下さい。」

その声に楓が、うっすらと目を開ける。

そして、その瞳はすぐに樹里を捕らえた。

「樹里…おはよう。」

ゆっくりと楓の手が樹里を抱き寄せ、唇にキスをする。

「んっ…ちゅっ…。」

樹里は顔を赤らめて目を閉じる。

「旦那様…お時間が…。」

ずっとキスしていたい気持ちを押し殺して、楓に時を知らせる。

「ああ…すまない、今日は急ぎの会議が入っていたな。」

楓も渋々と言った感じで、樹里わ離すと支度を始めた。

「今日は、お帰りは遅くなりますか?」

「そうだな、急いで帰るつもりだが、間に合わなかったらすまん。」

(間に合わなかったら?)

樹里はその言葉が気になった。

(今日は何かあったかな?)

支度を手伝いながら、考えたが思い当たる節がない。

「旦那様、今日はなっ…」

「あっ…」


楓に直接聞こうと思ったが、楓が何かを思い出したように慌てて書類を探りはじめたので、声をかけるのを諦めてしまった。


「じゃあ、行ってくる。」

そのまま楓は慌てて仕事に行ってしまった。

(結局なんだか聞けなかったなぁ…大切な用だったらどうしよう…。)

樹里は、少し不安なまま仕事へ戻った。



洗濯をしていても、掃除をしていても、楓の言ったことが頭の中を駆け巡り、集中できない…。

そんな事だから、手元が狂って花瓶の水を溢してしまった。

「ああっ…どうしようっ。」

それを見ていた灯が堪らず樹里に声をかけた。

「樹里?大丈夫ですか?なんだか今日はぼーっとしてますよ。」

「すみません…。灯さん今日ってなにか特別な御用ってありましたっけ?」

灯に聞いてみたが、灯も思い当たることがなかった。

「樹里は、考えすぎですよ、樹里が覚えていないんですからきっと、何もないですよ。」

樹里の真面目な仕事ぶりをしっている灯は樹里がそんな簡単なミスをするとは思えなかったのだ。

「そうですよね…ありがとう。」

灯に話を聞いてもらえた事で気が楽になった樹里は、楓の言葉を忘れて、いつものように仕事に取り掛かった。

「さて、これでよしっと!」

額に腕を擦りつけて汗を拭いながら樹里が呟いた。

仕事を終えて、一段落ついたようだ。

あとは、楓の帰宅を待つばかりとなった。



しかし、いつもの時間を過ぎても、楓は帰ってこなかった。

仕事が長引いているのだろう。

「今日はやっぱり遅いみたいだなぁ~。」

仕事がある日は、ほとんど楓と一緒にいられない、夜のつかの間の二人の時間が樹里には大切なひと時だった。

それから、どれくらい時間がったのか、樹里はいつの間にか眠ってしまっていた。

ボーン、ボーン…

「んんっ…むにゃっ…」

時計の音で目が覚める。

「あれ…私眠って…もう、こんな時間だ。」

時計に目をやると、針が12を刺している。

深夜を回ったところだ。

(旦那様…今日はもう帰ってこないのかな…。)

しょんぼりと肩を落として部屋を出ようと歩き出す。

ドアノブに手をかけようとした時、勢いよく扉が開いた。

「樹里っ!」

楓が息を切らせて飛び込んできたのだ。

「旦那様!どうなさったんですか?」

「すっ…すまない、間に合わなくて…はぁ…はぁ…急いだんだが…。」

こんなに、必死な旦那様を見たのは初めてだった。

何を謝っているのかわからないが、こんな姿を見せられて許さない訳がない。

「旦那様、頭を上げてください、何を謝っているのか、私にはわかりかねますが、私は怒ってなどおりませんよ。」

その言葉を聞いた楓が驚いたような、不思議な表情を見せると同時に笑い始めた。

「くくっ…あはははっ…樹里、今日は、お前の誕生日だろ?忘れてたのか?」

「えっ…私の?あっ…ホントだ…。」

言われるまで、すっかり忘れていた。

だから、旦那様は今朝あんなことを言っていたのか…。

すべてが理解できて、恥ずかしさが込み上げてくる。

「すみません、私忘れてて…あの…その…。」

「忘れててくれて、ちょっとほっとした、樹里か悲しんでいたらどうしようかと思っていたから、遅くなってすまなかった…。樹里、誕生日おめでとう。」

楓は、あたふたしている樹里の頬に両手でそっと触れた。

楓の暖かい視線が樹里に降り注ぐ。

(旦那様…旦那様はずっと私のことを思っていて下さって…こんなに必死に…嬉しい…。)

樹里の瞳から涙が溢れ出ていた。

「樹里っ!やはり怒っているのか?すなまなかった。」

樹里の涙を大きな手でふき取りながら、声をかけてくる楓の顔の方が泣き顔に見えるくらい悲しそうな顔をしていた。

「旦那様…っわたし…私…嬉しいんです、旦那様が私のことをこんなにも…」

「愛してるよ。」

樹里が言い終わる前に楓が言う。

「旦那様…。」

そのまま、瞼を閉じると楓の暖かい唇の感触が伝わってきた。

潤んだ瞳を開けると、目の前に小さな箱が差し出されていた。

「これは…?」

「プレゼントだ、もう、だいぶ前に買っておいたんだが、受け取ってくれるか?」

「もちろんです!ありがとうございます。」

プレゼントを受け取る樹里の顔に笑顔がこぼれる。

「気にいるかどうかわからんが、あけてみてくれ。」

「はい、気に入るにきまっています、旦那様からのプレゼントなんですから。」

箱の上の可愛らしいリボンを解き、箱を開けるとまた箱が入っていた。

今度の箱はベロアの様なふさふさした生地が張られた上品な箱だった。

その箱を開けると…

「これ…。」

それは、見覚えのある指輪だった。

(そうだ、これ、旦那様と一緒にショッピングに出かけた時に…)

その指輪は、前に一緒に出かけた時に楓が樹里の為に選んだ品だった。

ピンク色の宝石がついた可愛らしい指輪だ。

「あの時に買っておいたんだ、樹里は、いらないといっていたが、やはりこれは樹里に似合うと思ってな。」

「旦那様…嬉しいです、本当に…私…こんな素敵なもの…。」

涙がまた溢れてくる。

「じゅっ樹里…もう泣くな。」

優しく涙を拭い、指輪を取り出すと、樹里の手を取る。

「受け取ってくれるな?」

「はい。」

楓が樹里の左手の薬指にすっと、指輪をはめた。

指輪は樹里の指にぴったりだった。

指輪をはめ終わると、また、見つめ合う二人。

「よく似合っている。」

「はい…。」

「樹里…お前は俺のものだ。」

「はい…。」

改めて楓のモノと言われると心臓が高鳴り、背筋がぞくぞくするような感覚がした。

「この指輪に誓って…私は一生、旦那様の所有物です。永遠におそばに居させてください。」

「当たり前だ。」

そして、また唇を奪われた。

「んふっ…あっ…ちゅぷっ…。」

今度のキスはさっきのキスとは違って激しく熱いものだった。

キスをしながら抱きかかえられて、ベッドへと傾れ込む。

「ああっ…んっ…ちゅっ…ちゅっ…。」

息継ぎもできないくらい激しいキス…。

楓の熱い手が樹里の服を脱がし、肌に触れる。

「あんっ…ふぅ…っ…んんっ…ぁっ…。」

ゆっくりと、時間をかけて、樹里を味わうように脱がしては触れ、脱がしては触れを繰り返す。

二人が一糸まとわぬ姿になる頃には、樹里はとろとろになっていた。

「旦那様…ああっ…気持ちいいです…あんっ…。」

「樹里…愛している…俺の…モノだ…ぜんぶっ…ぜんぶっ…。」

樹里の身体を隅々まで愛撫しつくす。

小さく桃色の乳首、震えるおちんちんも可愛らしい後ろの蕾も腕も太股も背中もつま先でさえも…全てが愛されていた。

「ああっ…ああんっ…凄い…あっ…そんなところまで…っああっ…ああん…。」

喘ぎ、悶える続ける樹里を見て、楓はとても満足そうに笑った。

「良いのか?俺にこんなことされて、感じているのか?」

「は…っい…あっ…感じて…凄い…っ感じすぎて…狂ってしまいそっ…ですぅ…ああんっあんあんっ…んんっ…。」

樹里のアナルに入りこんでいる指が増やされる。

「あああっ…ひっ…ああぁぁっんん…っ。」

ぐちゅっと卑猥な音を立てて美味しそうに指を飲み込んでゆく。

ぐりぐりと奥を刺激され、広げられると堪らなく切ない声を上げた。

「あぅんっ…はふっ…ああっ…旦那様…っ下さいっ…もう一つっ…プレゼントっ…あんっ…旦那様の…あああっ…我慢できないっ…。」

「ふふっ…何が欲しいのか、言ってみなさい…。」

「あっ…だっ…旦那様の…お…ちんちん…私の…アナルに…欲しいですぅっ…。」

その言葉を言い放つ樹里の顔を見て楓は、何とも言えない感情が込み上げてくる。

お互いに我慢の限界を迎えた瞬間、楓の反り立つおちんちんが樹里の穴に突き刺さった。

「あぁぁぁぁぁっ…いいっぁぁぁぁあっん…っあぁぁっ…。」

ぐぽぐぽぐぽぐぽぐぽっ…

高速のピストンが始まる。

「あっっ…あっあっあ…いっちゃあっ…いきなりっ…そんなにっああっ…突かれたら…ああっいい…いっくぅ…。」

樹里に覆いかぶさる様に抱きしめ、腰を振り続けた。

「ああっ…だめですぅっ…いっちゃぁ…ああっ…でるっ…ああっいくっいくっ…いくいくいくぅぅぅぅぅぅぅっ…。」

びゅっびゅくっ…

白い精液が飛び出し樹里の腹を汚す。

「いったのかっ…?すまないが…もう少し我慢してくれ…くっ…。」

樹里の締め付けに耐えながら、楓は腰を振り続ける。

パンパンパンパンパン…

「あうっ…まって…ああっ…そんな…いってる…のにぃ…ああああっ…」

いっている間も突かれまくって、樹里のおちんちんからはとろとろと白い液体が流れ続ける。

「うっ…しまるっ…中がっ…熱っ…動く…うっ…はぁはぁ…。」


いきっぱなしの樹里肉壁が波打ち楓のおちんちんを高ぶらせる。

「ああっあああっ…らめぇ~またっいってるぁぁぁ…なにこれぇぇぇっ…」

苦しいのか、気持ちが良いのかわからない、それなのに、もっと楓を求めてしまう樹里がいた。

「旦那様ぁぁぁぁ…我慢なんかしてないれすぅぅっ…わたしっ…もっとほしい…ついてぇ~旦那様のでもっととぉずぼずぼしてぇぇぇぇぇぇぇぇっ…。」

樹里の叫びに楓は、ますますおちんちんを大きくして答えた。

「もっ…おれもいくぞっ…はぁ…だすぞ…樹里の中にっ…たくさん出してやるから…俺の子を孕め…。」

「はいぃっ…孕みますぅ~旦那様のっ…子っあっん…子種くらはぃぃっ…あぅっ…くらはいぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ…。」


呂律の回らない喘ぎ声を上げながら、樹里はまた射精した。

びゅくっびゅくっ…

どくどく…どぴゅりっ…

同時に楓も樹里の中に濃い子種を注ぎ込んだ。





「旦那様…。」

腕の中の樹里がぽつりと呟いた。

「なんだ?」

「私…来年の誕生日は…。」

「ん?なにか欲しいものでもあるのか?」

樹里が恥ずかしそうに頷く。

「何が欲しい?お前が望むならなんでも与えるぞ。」

「私…旦那様との赤ちゃんが欲しい…です。」

「なっ…!」

耳まで真っ赤にしている樹里を見ると、胸が熱くなる。

男同士は子供が出来ないなんて、口が裂けても言えない。

「わかった。」

それを聞いた樹里は嬉しそうにすり寄ってくる。

(科学者でも雇って研究でもさせるか…。)

本気でそう思い始めそうになる楓だったが、今はこの幸せを味わうことにした。




[2012/05/27 12:47] | 小説・楓・樹里 | トラックバック(0) | コメント(1) |
お仕置き
あの時は、どうかしてたんだ…。

まさか、私がこんな失敗をするなんて…。





とある昼下がり、雪は一人部屋で休憩をとっていた。

「はぁ~今日は疲れたなぁ、こももったら私の仕事を増やしてばかりいるんだもの。」

ぶつぶつと独り言がこぼれる。

普段は横になったりはしないが、疲れと休憩時間と言う気の緩みで、腰かけたベットの上にふらっと倒れ込んだ。

「ふぅ~。」

どっと疲れが押し寄せてきて、瞼が重くなる。

「はっ…いけない、いけないっ、眠っちゃうところだった。」

眠らないように、両手で頬をパシッと叩いて眠気をとばそうとしたが、どうにもこうにも眠くて仕方がなかった。

「どうしよう…なにかしないと…。」

起き上がろうとしたが、身体がゆうことを聞かない。

うとうとと、まどろんでいると、なんの気なしに動かした腕が股間に触れた。

「あっ…。」

疲れているのに、何故だかいつも以上に反応してしまった。

「なっ…ダメダメっ…私ったらいったい何考えてんの!今はダメなのに…。」

気にしだすと、止まらない…。

ムラムラした気持ちがどんどん膨れ上がる。

触ってもいないのに、おちんちんは勃起していた。

「なんで~なんでなの?ダメなのに~。」

雪は、いつもなら、仕事中に絶対しない事をしようとしていた。

手が、勃起したおちんちんに伸びる。

「あっ…ん…ぅ…ふぅっ…。」

できるだけ小さな声を上げる。

そして、恐る恐るチャックに手をやると、ゆっくりと下ろし始める。

「ああっ…ダメっ…でも…触りたい…。」

誘惑に負けた雪は、勃起したおちんちんを取り出して、扱き始めた。

シコシコシコシコシコシコシコッ…

「んっふっ…あっ…はぁっ…はぁっはぁっぁぁっ…。」

堪らなく気持ちが良かった。

真昼間っからのオナニーがこんなに気持ちが良いなんて…。

「あんっ…くっ…いいっ…うっ…。」

良いところを何度も扱きあげる。

その時だった…

ギィッ

部屋の扉が開いた。

「おや?」

そして、顔を覗かせたのは、薫だった。

「えっ?やっ…ダメっ…見ないでくださいっ!」

慌てて、露出した下半身を両手で隠した。

「おやおや?一人で慰めていたんですか?」

薫の視線が痛い…。

隠されたそこを見透かすような鋭い視線が突き刺さる。

雪は、黙ってしまった。

「仕事中に一人で自慰に夢中だったんですか?僕がいるのに、一人でするなんて、よっぽど欲求不満だったんですね。」

薫の表情は、笑顔だがその言葉に優しさはなかった。

「そんな厭らしい子には、お仕置きが必要ですね…。」

そうゆうと、薫は雪を抱え上げて奥の部屋へと向かった。



奥の部屋には、大きめの椅子が一脚置いてあった。

その椅子に雪を座らせると、徐に縄を取り出す。

「えっ…御主人様?何を…いやっいやですっ…。」

縄を見てとりみだす、雪を押さえつけて、イスに縛り付ける。

手は後ろで縛りあげられ、身体を椅子に固定するように縛り付けられる。

足も椅子の脚に縛り付けられて、完全に身動きが出来ない状態になった。

「御主人様?どうしてです…こんな、酷いです、解いてください。」

「解く?駄目ですよ、お仕置きにならないでしょう?雪を戒めてあげているんですよ。」

恐怖に震える雪に優しく触れると赤い唇に口づける。

「んっ…ふっ…んんっ…ちゅぷっ…。」

薫の舌が雪の口の中を乱暴に動き回る。

「ふふっ、良い表情ですね。」

満足そうにほほ笑むと、薫はまた、手に何かを持っていた。

「…ハサミ?」

薫は手に大きなハサミを持っていた。

薄暗い部屋の、少ない明かりに照らされたハサミがキラリと鋭く光る。

「いやっ…いゃっ…やめてください!」

何をされるのかわからない恐怖が迫ってくる。

薫はゆっくりと、近づくと雪の服に手をかける。

ハサミが音を立てて雪の服を切り刻んでゆく。

ジョキ…ジョキ…

雪が着ていた、上着の乳首の部分が丸く切り取られ、乳首が顔を出す。

下のズボンも股間の部分が綺麗に剥ぎ取られて、恐怖で萎えきったおちんちんが丸見えになっていた。

「良い格好ですね…雪…素敵ですよ。」

服を着ているのに、厭らしい部分だけが丸出しになっている。

「ああっ…こんなの…恥ずかしいです…やめて…せめて普通に服を脱がしてください。」

「駄目ですよ、これはお仕置きですから。」

そう言って、ハサミを置くと、また何かを手に取っている。

「そのままでは、なにやら寂しいので、雪の可愛らしい、乳首を飾ってあげないとですね。」

薫の手には、イヤリングが握られていた。

挟む幅を調節できるタイプのイヤリングを一番幅を狭くした状態で雪のぷっくりと膨らんだ乳首に挟み着ける。

「いあぁああっ…いたいっ…んんっ…あっ…。」

キリキリと締め付けられる乳首が赤くなっていく。

痛みで、悶える度に雪の乳首につけられたイヤリングが、キラキラと光って揺れた。

「綺麗ですよ…雪にぴったりでしたね。」

「痛いです…っ御主人様…はずして…外して下さい。」

痛みに顔を歪めながら、懇願する。

「ふふふっ…まだですよ、もっと…もって愛してあげますからね。」

薫をまっすぐ見つめる雪の瞳から涙がこぼれる。

薫は労わる様にもう一度口づけた。

口づけながら、雪の乳首に飾られたイヤリングを揺らして遊ぶ。

「うんんんんっ…うぐっぅぅぅっ…。」

口を塞がれて、悲鳴を上げる事が出来ない雪は涎を口の端から溢しながら悶えた。

「おやおや?雪は痛いのも良いんですか?」

乳首を嬲られ、痛めつけられ苦痛でしかないと思っていたのに、雪の萎えきった、おちんちんは少しずつ硬さを取り戻しつつあった。

「勃起してきていますね、雪は…マゾヒストなんですね。」

(違うっ違う、私はマゾなんかじゃない、これは…御主人様が…私を…こんな身体にしてしまっただけ…)

雪は、心の中でなんども繰り返した、自分は変態じゃないと…。

それを見透かすような、薫の瞳が輝く。

「雪…これを咥えてください。」

今度は、ゴム製のディルドを取り出してきて、雪の口の中に突き入れた。

「うごっ…んぐぐぐっ…。」

雪の小さな口には、大きすぎるサイズだ。

涎をだらだらと溢しながら、押し込まれるペニス型の玩具を受け入れる。

「僕のだと思って、舐めてくださいね。」

こくこくと頷くと、頬をへこませ玩具を吸い上げる。

じゅぼっじゅぼほっ…

ディルドが前後に出入りする…。

咥え込む口元から、卑猥な音が響く。

それを見つめながら薫は、堪らず舌なめずりをした。

薫のおちんちんもすっかり勃起して、ズボンの前を膨らませている。

雪は、それに気づいていた。

(ああっ…御主人様の…あんなになって…私を犯したいんだ…御主人様ぁ…御主人様ぁ…。)

必死にディルドを吸い上げる。

薫は、雪の口に突っ込んだ、玩具を出し入れさせながら、徐にチャックを下ろして、膨らんだおちんちんを中から取り出す。

逞しいおちんちんを目の当たりにして、雪の鼓動が高鳴る。

「これが、欲しいんですか?」

見せつけながら、扱いてみせる。

「うぐぅっ…んんっぐっ…ふふふっううっ…。」

ふぅふぅと鼻を鳴らしながら興奮したように啼く雪。

薫は楽しそうに、扱いているおちんちんで雪の乳首を突きはじめた。

「んんんんんっ…ふぅふぅっ…くぅうっ…。」

ディルドを咥え込む口から涎がますます滴り落ちる。

薫のおちんちんの先から出る先走りで、雪の乳首はぬるぬるとテカり心地よくなってゆく。

見ると雪のおちんちんは完全に起ちあがっていた。

「気持ちが良いですよ、雪の乳首は最高ですね。」

雪の乳首におちんちんを擦りつけ続ける。

ぷるぷると揺れるおちんちんが、切なそうに雫を溢す。

雪の口から玩具が取り出される。

「さてと、そろそろこれを使ってみましょうか。」

そこには、謎のスイッチがあった。

「それは…?」

ぼーっとした、思考ではそれが何なのか見当もつかなかった。

「押してみればわかりますよ。」

スイッチが押される。

ブブブブッ

鈍い機械音がしはじめる。

「なっ何?あっ…あぁぁぁぁぁぁぁぁっ…」

それは椅子を動かすスイッチだった。

そう、この椅子は、ただの椅子ではなかった。

雪の座っている部分が開き、中から薫のおちんちんを模った玩具がせり出してきたのだ。

雪の窄まったアナルをこじ開けるように侵入してくる。

「あがっぁぁぁぁっ…ひぃぃぃぃっ…。」

なんの準備もなく突き入れられ、雪は堪らず悲鳴をあげた。

「おっと、痛かったですか?すみません、では、これを…。」

手もとのスイッチを押す。

すると、押しいれられたおちんちん型の玩具の先から、びちゅっと白い精液の様なローションが飛び出した。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ…ひゃぁっぁぁぁぁっ。」

お尻の中が、ローションで満たされると同時に、雪は射精した。

びゅるっ…びくっびくっ…

「あれ?雪いってしまったんですか?しかたがないですね、次は僕の許しを得るまで射精してはいけませんよ。」

射精の余韻に震えるおちんちんに、銀色のリングがはめ込まれる。

「やぁ…やめてぇぇぇぇっ。」

雪が慌てて叫ぶ。

それを着けられると、射精できなくなることを知っているからだ。

「良い子にしてたら、外してあげますからね。」

大きな手で、雪の頭を優しく撫でる。

諦めたように、静かに項垂れる雪の顔は涙でぐしゃぐしゃだった。

「さてと、どうです、この椅子気に入ってもらえまししたか?」

力なく、イスに縛りつけられている雪のアナルには、まだ玩具が突き刺さっている。

「もう…やめてくだ…さい…。」

よわよわしい擦れた声で答える。

「何を言ってるんですか、これからですよ。」

鬼畜スイッチの入った薫は容赦がない。

そして、もう一度、あのスイッチが押された。

ブブブブブッ

また、玩具が動き出す。

今度は凄い勢いで、ピストン運動し始めた。

雪の臀を出たり入ったりしている。

ローションのおかげで、スムーズな動きだが、ぐちょぐちょと大きな音を立てている。

ぐちょぐちゅっぐぽぐぽぐぽっ…

「うあぁぁぁっ…あっあっ…あんっ…はぁっ…ああっ…。」

雪はただひたすらに、喘ぎ続けた。

機械の疲れを知らない突き上げが続く。

あっという間に起ちあがった、雪のおちんちんを銀色のリングが締め付ける。

「あがぁぁっ…ひぃっぁぁぁっ…いきたいぃぃぃぃっ…ああっ…くるしっ…ぁぁぁぁぁっつ…。」

狂ったように悲鳴を上げ続け涎を垂れ流す雪を見つめながら薫は自慰をする。

「雪…ああ…僕のゆ…き…。」

愛おしい雪を視姦しながら自らの手で絶頂を迎えようとしていた。

雪は、虚ろな瞳でその様子を見つめている。

食い入るよなう視線を感じながら雪もまた絶頂を迎えようとしていた。

「雪っ…あっぁぁっ…雪…出すよ…っ。」

顔の目の前におちんちんが突き出される。

「ああっ…ああっ…ぁっ…かけてぇっ…顔にっ…かけてくださいぃぃぃぃっ…。」

薫のおちんちんだけを見つめる。

その瞬間、目の前が真っ白になった。

びぃちゅぅっん…ぴゅるっっ…

どろっとした濃い精液が飛び出し、雪の顔を汚した。

「あったかぁぃ…ああっ…わたしっ…もっ…いきたぃぃぃっ…おしりぃ…こわれるぅぅぅぅぅぅっ…。」

雪が叫んだと同時に、カチッと音がして、銀色のリングが外れる。

「あうっ…ああぁぁぁぁっ、でちゃぅぅぅぅぅぅっ…。」

びっゅっびゅっ…びゅるるっ…

弾けるように、精液が飛び出した。



ぐったりして、放心状態の雪が椅子にもたれかかる様に座っている。

お尻の玩具はいつの間にか、椅子の中に収納されていた。

「大丈夫ですか?少し無茶をしすぎちゃいましたね。」

縄を解きながら、薫は雪を気遣う。

いつもの優しい薫に戻っていた。

倒れ込むように薫の腕に抱かれると、そのまま部屋を後にする。

閉じるドアを雪が見つめている。

扉の奥に、あの椅子が見えた。

雪の胸が高鳴る…。

「名残惜しいですか?」

その言葉に身体がぴくりと反応する。

「いいえ…。」

否定した言葉が偽りなことに、薫はすぐに気がついた。

(ふふふっ、可愛い、可愛い僕の雪…また虐めたくなってしまそうです…。)



[2012/05/26 12:11] | 薫×雪 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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