暑い、暑い夏の日差しが照りつけ、アスファルトがじりじりと悲鳴をあげる…。
もう、何日も夕立すらない猛暑が続いていた。
「あーつーいー…。」
庭の木陰でアイスを咥えながら、彼方がぐったりと寝転んでいる。
「彼方様、お洋服が汚れてしまいますよ。」
「だってさー、暑いんだもん…。」
彼方様は暑さには強い方だが、さすがに連日の猛暑でバテ気味だ。
「でしたら、室内に戻られてはどうですか?」
屋敷の室内はどこもエアコンが効いていて、とても涼しい。
「ん~…。」
浮かない返事が返ってくる…。
実は、彼方はエアコンが苦手だった。
だから、わざわざ、この暑いさなか木陰でアイスとゆう方法で涼んでいたのだった。
「あー、なんかパーっと涼しくならないかなぁ。」
沈黙が続く中、三人はただただ、木陰で暑さに耐えている…。
「海とか行って、泳ぎたいなぁ~。」
ぼそっと彼方が呟いた…。
それを聞いたノエルが何かを思いついた!
「あっ、彼方様、プール!プールに入りませんか?」
その言葉を聞いて、彼方が飛び起きる。
「そっかぁ~!!プールがあったんだった!」
「そういえば…最近手入れをしたので、もう入れるはずですよ。」
あまりの暑さに、自宅のプールの存在をすっかり忘れていた三人…。
三人、顔を見合わせて笑うと、勢いよく立ち上がり、プールへと走り出した。
…
プールは屋敷の、隅にある。
隅といっても、設備、大きさは申し分なく、普通の学校のプールと変わりはない。
更衣室へつ着くと、彼方はさっさと服を脱いで、あっという間に、水着に着替えてしまった。
「さっさと、着替えて入ろうぜ!二人の水着はそこに用意しといたからさ!俺は先にいってるな。」
アイル&ノエル 「はい!」
そういって、彼方は慌ただしく更衣室を出ていった。
机を見ると、水着らしきものが、2着置かれている。
二人はそれを手に取り着替え始めた…。
…
「まだー?」
なかなか、更衣室から出てこない二人に痺れをきらした彼方が中を覗こうとした時、ドアがそっと開いた。
「なっ…。」
姿を現した二人を見て、言葉を失う…。
「か…彼方様…?」
プールサイドに佇む二人は女の子用の水着を着用していた。
リボンのついた色違いの、ビキニ姿だった。
その姿に、彼方は驚き目を見開いている。
二人は恥ずかしさに、身体を寄せ合っていた。
「この水着…彼方様が用意してくれたんですよね?」
ぼーっと見つめていた彼方が、はっと我に返る。
「えっええっ…俺じゃないし!要にぃに、プール行くって言ったら、これ二人の水着だって渡されたから、俺てっきり…。」
「ええっ!そうだったんですか?」
「彼方様が望んでくださったのかと思って、二人で頑張ってきたのに…こんな格好…変…ですよね…。」
恥ずかしさと、ショックに俯く二人…。
「そっそんなことない!凄く可愛い、俺びっくりしたけど、それって二人がすっげぇ似合ってて、可愛かったからで…その…。」
二人を傷つけまいと必死な彼方を見て二人が笑いだす。
「ふふふっ、良かった、不本意とはいえ、気に入ってもらえて。」
「はい、良かったです。僕たち、凄く恥ずかしかったんですからね。」
笑顔を取り戻した、二人が走り寄ってくる…。
アイル&ノエル 「彼方様…。」
プールサイドに立っている彼方目掛けて二人が抱きつく、彼方はバランスを崩し、三人ともそのままプールへと落ちていった…。
バシャーンッッ
大きな水しぶきが上がる。
きらきらと水滴が舞う中、三人が水中から顔を出した。
「ぷはーっ、あはははははっ、気持ちー!」
「はい、とっても気持ちいいですね。」
「ふふふっ。」 それから三人は、ビーチボールで遊んだり、泳いだり、時間を忘れて戯れた。
…
「アイル~。」
すいーっと泳いできたノエルが後ろからアイルに抱きつく…。
「きゃぁっ、もう、ノエルったら!」
「アイル…その水着凄く似合ってる…僕、ずっと目が離せなかったんだ…。」
急に耳元で囁かれて、自分が女の子の水着を着ている事に気づかされる…。
「もっもうっ…ノエル、何言ってるの…?ノエルだって…同じの着てるんだよ…。」
「僕より、アイルの方がずっと可愛い…アイル…。」
そっと、首筋にキスされる…。
「あっ…ノエル…だめ…。」
「俺は、二人とも可愛いと思うよ。」
アイル&ノエル 「えっ!」
ノエルの後ろから彼方がひょっこり顔を出す。
二人を包むように抱きつく。
「二人とも、俺のために水着きてくれて、ありがとう…大好きだよ。」
二人を抱きしめ、キスをする。
「んっんうっ…。」
「うんっ…んっ…。」
(あっ…ノエルのおっきくなって…。)
(ああ…彼方様の…凄い…お尻に当たる…。)
アイルのお尻には、背後にいるノエルのおちんちんが、コリっと当たり、ノエルのお尻には、後ろにいる、彼方のおちんちんが、ごりっと当たっていた。
「あっ…のえ…る…んんっ…。」
「ここ…焼けちゃったね…んっ…。」
アイルの胸の辺りを弄る…。
「ホントだ…でも、ノエルも、日焼けしちゃってるよ。」
「あっ…や…彼方…さまぁ…ん…。」
「ブラの跡くっきりじゃん、エロい…。」
しゅるっと、肩の紐を取られて、白い肌が露わになる…。
「やぁ…見ないで…くださっ…い…。」
日を浴びなかった、乳首は、焼けた肌に良く映える。
ツンっと起つ乳首に優しく触れた。
「んんっ…あっふっ…。」
「ノエル…アイルが淋しそうだよ…触ってあげて…。」
「はっはい…んんっ…あっアイル…も…っ…。」
後ろの様子をドキドキしながら、見守っていたアイルにノエルが触れる…。
「あんっ…はぁ…はぅん…。」
「アイル…も…あんっ…乳首んっ…可愛い…僕と…っお…なじ…あんんっ…。」
アイルの乳首をくりくりと責めるノエル。
そのノエルも、乳首を彼方に責められ続ける。
「あんっ…んんっ…やん…はぁはぁん…。」
「アイル…んんっ…あっいいっ…彼方…さまぁ…ああんっ…。」
熱くなる身体にプールの水が心地いい…。
「二人とも、とっても良さそうだね。」
彼方の手がノエルの下半身へと伸びてゆく…。
可愛い、お尻を撫でまわし、太ももの間をするすると、すり抜けてピンと起ちあがったノエルのおちんちんに触れた。
「んぁああっ…あんん…かな…た…さま…はぁはぁ…そこ…っっ…。」
「もう、こんなになってる…なんか女の子の水着着てるのにおちんちんあるって凄い…良い感じ…可愛い。」
びくびくと感じるノエルのおちんちんを、水着の端から取り出すと、しこしこと優しくしごいてやる。
「ああっ…ふっ…あんあん…いっ…あっ…アイル…も…んんっ…して…あげ…る…。」
ノエルの乳首をいじっていた手が、彼方と同じように、アイルのおちんちんを取り出し、しごきあげる。
「あぅん…はぁはぁ…やっ…こ…んな…っああ…いい…っ…きもちぃ…よぅ…あんっ…。」
ゆらゆらと揺れる水の中で、おちんちんを扱き合う…。
日も傾いてきて、辺りが夕暮れに染まってきた。
「二人とも…凄く…綺麗だ…俺…我慢できなくなる…。」
「んんっ…我慢しないで…くださっい…彼方…様…んんっ…きて…ああんっ…もっと…してくださいっ!」
水着の隙間を這う彼方の指がノエルのアナルに届く。
「あうっ…んんっあんんんっあ…。」
ちゃぷちゃぷと水面が揺れて、水音が聞こえる…。
アナルを突く指が、ぐりぐりと、入口を押し広げて侵入してくると同時にプールの水も浸入してきた。
「ああっ…入ってくる…うっ…あんっあんあんあ…お水…っ入っちゃう…ああん…っ。」
奥まで、掻き混ぜられて堪らずアイルにしがみ付く。
「あうっ…はぁぁん…アイル…もう…僕…。」
後ろから、しがみついて来たノエルに引き寄せられる。
次の瞬間お尻に衝撃が走った…。
「うあぁぁぁぁぁぁっいっっっっぁぁぁぁぁぁっ…。」
ノエルのおちんちんが、アイルのアナルを突き刺さしたのだ。
「あっアイル…ごめっ…んんっあはっ…我慢…できな…っいいっ…きもちぃよぉ…。」
強引に侵入してきたノエルは、そのまま夢中で腰を振る…。
「やぁっあああんっ…いきなりっ…ああっ…すごっ…のえ…る…んんっあううっ…」
「うわっ…すげっ…俺も混ぜてよ。」
アナルから指をずるりと抜くと、ビンビンに起ちあがったおちんちんを、ノエルの中へ押し込む…。
「きゃぅぅぅんんんっ…ああぁぁっ…入って…く…るぅぅぅ…。」
ノエルの腰を掴んでガンガン突き上げる…。
「あっ…いいよ…ノエル…。」
「ああっ…んんっ…ノエルの…ああっおっきく…なってる…んんっ…。」
3人連なる様に、重なり腰を振りたくる…。
水面が激しく波打っている。
三人は、夕暮れのプールで激しく交わった。
「あうっ…ああんあんあん…いいよぉ…っ…きもちい…ああっ…。」
「のえ…る…ああっ…いいよ…もっとっ…んんっん…してぇ…あんあん…っお尻…ついてぇ…。」
「うくっ…二人ともエロすぎる…ノエルのお尻…気持ちいいっ。」
ばしゃばしゃばしゃばしゃっっっ
彼方はノエルの小さな乳首を抓み上げ、くにくにと刺激する。
「うあぁぁっ…乳首…っ乳首っ…いいよぅ…あぅぅうっ…あんあんっっ…。」
ノエルは喘ぎながらも、アイルの勃起して水中を漂うおちんちんを掴んで扱きあげる。
「いやっ…あぁぁぁぁっ…でるぅぅぅっっ…精液っ…でちゃうよぉぉぉぉぉぉ…」
水の中での性行はふわふわと浮いているような、不思議な感じがする…。
堪らない、刺激の中絶頂が迫りくる。
「うふぅ…あんっあんあんっ…いっちゃう…お尻っいいっ…いっちゃぅよぉ…。」
「くうぅっ…しまる…ああっアイル…しめな…でぇ…僕もいっちゃう…ああっ…。」
「ふふっ、良い顔…っ俺もっ…出ちゃいそぅ…。」
二人のイキそうな顔を見て、ノエルの中のおちんちんが、ずくっと大きくなる。
「うぁぁぁっ…きゃぅっ…おちんちんっ…んっ…おっきい…おっきぃよぉぉぉっ…彼方さまぁぁぁぁぁっ…。」
「くうぅ…、ノエルっいいよ、お尻でいっちゃいなよっ…。」
はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ…
三人の息づかいがますます荒くなる…。
彼方が、凄い勢いでノエルのアナルをえぐった。
「ああっいくっ…いくいくいくいくっ…っっあぁぁぁぁぁぁぁっいくぅぅぅぅぅぅぅぅっ…。」
彼方の高速ピストンによって、大量の精液をアイルの中に発射した。
「ああぁぁぁぁぁぁっ…でてるぅぅぅぅっ…あついよぉぉぉっ…のえるぅぅぅぅっ…。」
ノエルの手の中でおちんちんが、ビクビクと跳ね、射精する。
とぴっと水中に白い液体が放たれ混ざり合う…。
「もっ…だめだっ…うぅっ…でるっ…。」
彼方も痙攣する、ノエルの肉壁にどろどろの精液を流しこんだ。
…
紅く染まった水面が静まり返り、蝉の鳴き声が五月蠅いほど響いていた。
「あっ…プール汚れちゃいましたね…。」
ゆらゆらと水中を漂う白濁とした液体を見つける…。
それは、ここで、三人が交わった証…。
三人寄り添って、それを見つめる…。
「うっ…なんか、俺またしたくなっちゃった…。」
「もぅ…またですか?僕の中にこんなに出したのに…。」
「まったく…、風邪引いたら困るので、するなら上がってからにして下さいね。」
ふらふらとプールから上がると、身体がどっと重くなる感じがした…。
夕暮れの風が肌を撫でる。
火照った身体に、涼風が心地よく感じた。
ふと、彼方が振り返り、二人を見つめる…。
「やっぱり、その水着がまずかったな…。」
「えっ?やっぱり、変でしたか?」
アイルが、不安そうに聞いた。
「いや、逆…何回でもできちゃいそう。」
照れ笑いを浮かべる彼方…。
「ふふっ…わかります…。」
ノエルがアイルを抱きよせ、口づける。
「うむっ…んっっ…。」
「アイル…早くベッドいこっ…。」
「あっ…ずるいっ、俺も!俺も!」
彼方が二人に抱きつく。
肌に刻まれた、日焼けの後が消えるまで三人は交わり続けることだろう…。
終
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