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少年シロップ
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秘密の小部屋
こももが白い息を吐きながら、庭を走っている。

外での仕事を終えて、屋敷に戻るところらしい。

「はぁ~、すっかり冷えちゃったなぁ。」

悴む手を擦り合わせながら、暖かい屋敷の中へと入っていった。

中に入ると、今までいた外の様子を窓からうかがう。

空気は冷え、空は今にも雪が降り出しそうな曇り空だった。

「さてと、早く雪のところに戻らないとなぁ。」

着ていたコートを脱ぎ、雪の待つ部屋へと向かった。

「今日は、仕事も少ないし、夜はご主人様と一緒に過ごせるかなぁ。」

そんな事を考えていると、後ろから声をかけられる。

「こもも。」

振り返ると、灯が立っていた。

「灯さん…、何か御用ですか?」

「うん、薫様からこももを呼んで来る様に仰せつかったの。あとの事はいいから、薫様のお部屋に行ってくれる?」

「はい。…あっ…でも、雪にも戻ってきたって伝えないと…。」

「ああ、それなら、大丈夫!雪も部屋にいるみたいだったから。」

それを聞いて、安心したこももは、灯に一礼するとぱたぱたと足音を立てて走っていった。



コンコン

「ご主人様、失礼いたします。」

薫の部屋はシーンと静まり返っていた。

(あれ?いないのかなぁ。)

ガタッ

「こもも、こっちですよ。」

物音がした方から薫の声がする。

奥の部屋の本棚か何故か少しずれていて、その隙間から薫の声がしているのだ。

「入ってきなさい。」

(入る?)

そっと本棚に触れると、すっと棚が奥へと進む、どうやら、本棚が扉になっているようだ。

隠し部屋の存在を知らなかったこももはびくびくしながら、中へと足を進めた。

棚の向こうは、薄暗い通路が続いている。

「こっちだよ。」

こももを誘導する声が響く…だが、どこにも薫の姿はない。

声を頼りに進むと、突き当たりに鉄の扉があった。

(ここ?)

冷たく重い扉を力いっぱい押すとズズズッと鈍い音がして扉が開いた。

薄暗い部屋の中にご主人様が立っていた。

「ご主人様?」

「いらっしゃい、こもも…。」

とても感じのいい微笑みなのだが、何故か背筋がゾクっとした。

「ここは…何なのですか?」

「ここは、僕の秘密の部屋ですよ。やっと完成したので、招待しようと思いましてね。」

そこは、怪しい雰囲気に包まれていた。

石の床と壁、壁には見たこともない鉄具がとりつけられていたり、鞭や縄、蝋燭などが飾られている。

「どうですか?素敵でしょう?ここで、二人とも可愛がってあげますからね。」

(えっ?二人?)

「うっ…うっ…。」

どこからともなく、うめき声の様なものが聴こえてきた。

「えっ?誰?」

「ああ…忘れていました。雪もここに招待してあるんですよ。」

そして、薫は壁のスイッチを押す。

パッと薄暗くなっていた壁にスポットライトが当たる。

「雪っ…!?」

そこには、全裸で壁に大の字に四肢を拘束されている雪がいた。

「うっん…ううっ…ぐっ…。」

口には、猿轡を噛まされ、目隠しまでされている。

乳首には、分銅の様な小さな重りがついていた。

小さいと言っても、雪のか弱い乳首には相当の負担らしく、そこは紅く今にも千切れてしまいそうだった。

目線をさらに下にやると、勃起したおちんちんが、皮のベルトで締めあげられて赤黒く変色している。

さらにその奥からは、無数のコードが垂れ下がっていた。

おそらく、アナルに大量のローターを仕込まれてるのだろう。

どれくらい、そうされているのかはわからないが、雪はビクビクと身体を震わせて、口元は涎まみれ、頬は塞がれた瞳のから流れ出ただろう涙が伝っていた。

「っ…。」

あまりの光景に、こももは言葉を失った。

「こもも、どうですか?僕の雪はとても綺麗でしょう?」

雪の前に立ちすくむ、こももの背後から薫が肩をポンとたたく。

その瞬間こももは、ビクッと肩を竦めた。

自分もこの後こんな姿にされてしまうんだろうか…。

こももは恐怖していた。

「こもも…さぁ…脱いでください。」

ついに、始まる薫との時間…。

(怖い…。)

服を脱ぐこももの手が、少しだが震えているのがわかる。

それでも、こももは薫の命令に従った。

これから、どんなに酷いことをされても構わないと覚悟を決める。

それが薫の愛だと知っているから。

雪もこももも本気で薫を愛しているから…。

服を脱ぎ全裸になると、薫がこももにキスをする。

ぬるぬると口内を這う舌に犯される。

緊張を解そうとしているのか、激しくでも優しい心地よいキスだった。

「こももには、これをプレゼントしますよ。」

唇を離すと、薫がまた別のスイッチを入れた。

そして、暗闇から浮かび上がったのは…

木製の馬だった。

「木馬ですか?」

想像していたものとは違い愛らしい木馬に少し拍子抜けした。

子供が乗って遊ぶものよりは大きいが、姿かたちは木馬そのものだった。

「ええ、乗ってくれますか?」

(どうしてこんなものを?)

「はい。」

こももは不思議に思ったが、そのまま木馬に跨ろうとした。

「あっ…待って下さい。これを忘れていました。」

薫が取り出したのは、男性器を模ったモノだった。

ご丁寧にこれも、木馬同様木でできていた。

それを、木馬の騎乗する部分に設置すると大量のローションを上から垂らしかける。

木のペニスは、ニスを塗られたようにテカテカと艶やめいている。

「さぁ、どうぞ。」

紳士のように手を差し出し、こももの手を引き木馬へとエスコートする。

導かれるままこももは木馬に跨り、腰を落とした。

「いっっああぁぁぁぁっーーーー。」

ローションのおかげで傷は付かなかったが、いきなりの侵入で入口を引き裂かれるような痛みが走った。

「あっあっあっ…はぁはぁはぁ…。」

全てを下の口いっぱいに飲み込んでいる。

こももは、衝撃に耐えるように息を荒げて絶える。

肌からは一気に汗が噴き上がり、大きな瞳には涙がにじんでいた。

「辛いですか?」

こももの頭を撫で、労うように甘ったるい口づけが体中に浴びせられる。

はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ…

「落ち着いてきたみたいですね。」

こももの様子を見ながら、淡々と行為が進む。

身体を支えるように木馬に置かれていたこももの腕を掴むと、後ろ手にして縛り上げた。

「あぁぁぁぁぁっいやっぁぁぁっいゃぁぁぁぁぁっ。」

支えを失い全体重が座っている部分にかかる。

彫型はより深く中に侵入しこももの体内を圧迫した。

「あぁっいっ…ひぃっ…ひぃぃっ…あがっ…ぁぁぁっ。」

ガクガクと身体が震えたかと思うと、こももの股間からぴゅるっと白い液体が飛び出した。

「感じていたんですね。でも、勝手にいくのは、感心しませんね。」

薫は、飛び出した精液を指ですくうと、ぺろっと舌先で味わった。

「こらえ性のないこももには、躾をしなくてはね。」

とこからともなく取り出した、細い管の様なものをこももの前に差し出す。

「これで、栓をしましょうね。」

シリコン製の管をこももの鈴口にあてがう。

そして、尿道にゆっくりと差し込んだ。

「ひっ…きぁぁぁぁぁっ…ぁぁぁっーーーー。」

悲鳴が上がる。

手際良く、差し入れると、雪と同じように皮のベルトで根元の部分を拘束した。

薫はとても冷静に見えるが瞳の奥はとても鋭い光を放っていた。

「いゃぁぁ、やめてくださいぃぃっ…助けてっ…ぬいてぇぇーーいゃぁぁぁぁぁっ。」

懇願するこももを尻目に薫は木馬を大きく揺らした。

「ひぃぃぃぃぃぃぃっ…ぁぁぁぁぁ…。」

またも、こももの悲鳴が上がった。

臀の中の彫型がごりごりと前立腺にあたる。

もう、痛いのか、苦しいのか、気持ちが良いのか、わからなくなっていた。

全てが、いっぺんにやってくる。

ゆらゆらと大きな木馬が揺りる度、その上に跨ったこももも揺れる。

「ひぃっ…ぁぁ…ぁぁ…ひぃぁぁぁ…あっ…ぁぁぁ…。」

こももの声がだんだんと嬌声へと変わっていく。

「ああ…こもも…こんなに乱れて…こんな姿をみせるのは、僕の前だけにしてくださいね。」

そう告げると、薫は、喘ぎ続けるこももをそのままにして、雪の方へと足を向ける。

「雪、お待たせして、すみませんでした。これから、たっぷり可愛がってあげますよ。」

雪の涎まみれになった猿轡を外すと噛みつく様に口づける。

「んっぁ…んんっ…ちゅくっ…。」

雪の乾いた喉に薫の唾液が注ぎ込まれる。

雪はむさぼる様にそれを嚥下した。

「ごしゅ…じんさま…ごしゅじん…さま…。」

うわ言の様に薫を呼び続ける。

長い間、苦痛と快楽を与え続けられた雪は薫のことだけを思い、耐えていたのだった。

目隠しを外されるとそこには愛しい人の顔があった。

「かおる…さまぁ…。」

枯れ果てたと思っていた涙が次から次へと溢れてくる。

手足を拘束していた、鉄具を外すと雪を抱きしめる。

雪も必至で薫を抱きしめた。

「雪…愛してる。」

深く口づける。

雪を抱きしめながら、臀に仕込まれたローターを一つずつ引き抜く。

「あっ…あっ…あっ…ああっ…。」

ヴィィィィィィィィ

低いモーター音をたてながら雪の中から次々に出てくる。

全てが出されると、薫のいきり立ったおちんちんが当然のように差し込まれた。

「あぁぁぁぁぁっ、薫さまぁぁぁぁぁっいいっっ、やっとぉぉぉぉぉぉぉぉっ…。」

歓喜の声を上げる。

抱き合うようにして、繋がり雪を持ち上げると、下から思いっきり突き上げる。

「いいっ…いいっ、いいれすぅぅぅ…ああっ…きもちいいぃぃっ…これが欲しかったのぉおおぉぉ。」

必死に薫にしがみ付いて、雪は自分から口づけていた。

抱きついてくる雪の胸にはまだ、錘がついていて揺れていた。

そっと取ってやるが、取ったとたんに激痛が走る。

「うわぅぁぁぁぁぁっ…ひぃぃぃっーー…いっったぁっ…ぁはぁ…薫…さま…かお…る…さ…まぁぁぁんん…。」

薫が、紅く腫れあがった乳首を口に含み優しく舐めてやると雪は、身体を震わせて啼いた。

下に目をやると、おちんちんの拘束もいまだに解かれてはいなかった。

可愛らしい雪のものとは思えないほどグロテスクにななったおちんちんが切なそうに揺れている。

「雪…雪…っかわいそうに、こんなになって…。」

雪の体に現れた異変を再確認すると薫の顔が歪み自分でしたことを後悔する。

「あっんっ…いいっ…んです…薫様…私…薫様になら…どなんことをされてもっ…はぁ…構いませんっ…もっとして…あああっ…。」

こんなに酷く抱かれているのに、雪はそれでも薫を愛していた。

「雪っ!」

おちんちんの拘束具を解いてやると同時に愛情が爆発したように、激しく腰を付きあげた。

パンパンパンパンパンパンっ

ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ

「ひぃぃぃっ…いいっ…ああっ…いく、いく、いくいくいくいくいくっぅぅっ、薫様ぁぁぁぁぁぁーーーーっ。」

解放されたおちんちんから、大量の精液が放たれた。

どぴゅっっっっ

びゅるるるるるっ

ぷしゃぁぁぁぁぁぁっ

「いやぁぁぁぁっ、おしっこぉぉっーーー止まんないぃぃぃぃーーーっ。」

精液に続いて、尿を噴き上げる雪のおちんちん…。

雪は、脳味噌が溶けてしまうんじゃないかと思うくらい感じていた。

そして、目の前が真っ白になると同時に意識を失った。



意識を失って人形のようになった雪を抱きしめ続ける薫。

そして、あろう事か意識を失ったままの雪をそのまま犯し始めた。

ずちゅっずちゅっずちゅっ

中に出した、精液が掻きだされてピストンの度に泡となって流れ出る。

「雪…ああ…雪っ…。」

興奮した薫のおちんちんは膨張して雪のアナルを押し広げる。

声を上げる事もない雪の身体は、ただただカクンカクンと揺さぶられ続けていた。

うっすらと開いた唇に口づけ、舐め上げ吸いつくす。

薫は狂ったようになんの反応も示さない身体を抱き続け、雪の中に熱い熱い精液を何度も放った。

「雪…。」



その一部始終をこももは見ていた…。

(僕も…僕もあんなに愛されるんだろうか…。)

木馬の上でうっとりとした眼のこももが、二人を見つめる。

そして、薫と目があった。

ドキリと心臓が高鳴る。

薫がゆっくりと近づいてくる。

こももはそっと瞳を閉じ、そのまま快楽の渦の中に身を投げた。




[2012/05/27 13:01] | 小説・薫・こもも・雪 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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