今日は悠里と小鳥の姿が見えなった、どうやら要の使いで外へでているようだ。
二人ともいなくなるのは滅多にない事だった。
小鳥はともかく、悠里が要の側を離れるのは奇跡に近い…。
「はぁ~、これで少しは、静かに過ごせる…。」
灯は、ベッドのシーツを変えながら、溜め息をついた。
しんと静まり返った部屋…。
いつもなら、賑やかな悠里の話し声や小鳥のせわしなく歩き回る足音が絶え間無く聞こえてくる。
灯は、なんだか、少しの寂しさを感じた。
大きなお屋敷で、一人ぼっちになってしまったような気がした。
(悠里…小鳥…。)
その時、後ろからすぅ~っと手が伸びてきて、何かにぎゅっと抱きしめられる。
「きゃ~っ!?」
「ははっ、ビックリした?」
慌てて、振り向くと要が無邪気な顔で笑っていた。
「御主人様!もう、ふざけないでください。」
「ごめん、ごめん、そんなに怒るなよ。」
要は、へらへらと笑いながら、頭をかく。
「灯は寂しがり屋だからなぁ…一人で寂しくなってたんだろ?」
「なっ!そんなことないですよ、一人で清々してたくらいです。」
ずばり言い当てられて、ついつい強がりを言ってしまう。
「くっくっくっ、いいよ、無理すんなよ。」
要が灯の頭をぽんっと撫でた。
「灯…」
灯の髪を撫でている手が頬に触れる…。
要の細く長い指が、灯の唇をなぞった…。
「御主人様?」
不思議そうに、問いかけた唇に要の唇が重なる…。
「あっ…ちゅ…んんっ…だ…めっ。」
灯は、両手で要の体を押して、距離をとった。
「なんで?せっかく二人っきりなんだぜ?」
「いけません、こんな昼間から、まだ、仕事も残ってるんです。」
赤くなった頬を抑えながら、息を整える。
「えー、俺の下半身の世話もお仕事だろ?」
!?
「そっそれは…そうですけど…。」
(要様ののエッチは激しいから、今したら、後の仕事が手につかなくなっちゃう…。)
そんなことを考えながら、困っていると…。
「じゃあ、仕事手伝ってやるよ。」
「えっ!それは、いけません、主にそのようなこと…。」
「ただし、条件付きでな。」
「ええっ?」
「俺に、我慢させるうえに、手伝わせるんだからさ、これなら文句ないだろ?」
(うーん…いいのだろうか?) でも、灯は、受け入れるしかなかった。
「はい…。」
笑顔で、手招きする御主人様に恐る恐る近づいて行った…。
…
「あ…うう…はぁはぁ…っ。」
「どうした?灯、手が止まってるぞ。」
「もっ申し訳…ありませっ…んんっ。」
灯達は、二人で残りの仕事に取り掛かっている。
灯はお尻にピンク色のローターを忍ばせ、破廉恥なメイド服を着せられていた。
胸が丸出しのミニスカートでヒールがとても高い靴を履かされている。
慣れないせいもあり、歩きづらくてふらふらしてしまう。
とても恥ずかしい格好だった。
これが、要の言った条件だった。
「灯は足が綺麗だから、ミニが似合うな。」
くくっと、意地悪そうに笑う。
(これなら、さっき普通にしておいた方が良かったような…。)
灯は、振動するローターの快感に打ちのめされながら思った。
「そうだ、もうそろそろ終わるし、これも塗っとこうぜ。」
ポケットから、小さな軟膏を取り出して、灯の乳首に塗りこむ…。
「ひゃっ…これ…なんですかぁ?ああん…。」
「んー、灯がもっと気持ち良くなる、お薬。」
すーっとして、心地よい刺激が乳首に広がる。
「よしっ、さっさとやっちまおうぜ。」
洗濯ものを片手に、気合いの入る要。
暫くすると、乳首がむずむずとかゆくなるような、不思議な感覚が襲ってきた。
「うあっ…んんっ、やっ…ああん…。な…にこれ…ん。」
「効いてきたかな?灯、乳首好きだから、特別なの用意しといたんだ。」
お尻のローターなんか、どうでもよくなっちゃう位強烈な刺激が乳首を襲う。
「うあっ…きもち…ああん…乳首…いいっ…あんあんああんっ…。」
あまりの刺激に、しゃがみ込んだその時、臀の中のローターが灯の前立腺を直撃した。
「いやぁだめぇぇぇあぁぁぁぁぁぁぁっっっっ…。」
一気に、絶頂まで追いやられ、灯はびゅるびゅると、射精した。
「うわっ、エロ…大丈夫か?」
へたり込む灯を見下ろしながら、問いかける。
「あっ…ああぁぁん…い…やぁ…みなっいでぇ…くださっ…。」
灯は、恥ずかしがりながらも、絶頂の余韻なのかびくびくと身体を震わせている…。
見ると、灯の乳首はぷっくりと熟れたさくらんぼの様になっている。
「灯…俺、もう我慢できなそう…。」
要は、潤んだ瞳で見上げる灯を抱き上げて、部屋へと向かった。
…
要の部屋へとやってくると、灯をベッドにそっと降ろす。
太ももを伝う白濁がとても、卑猥だ。
「お尻の出してやるから、その間これ、咥えてろよ。」
「はっ…はい…んぐっ…。」
差し出された、おちんちんを小さな口で咥え込む。
ちゅくちゅくんぐっんぐぐっれろれろ…
どんどん硬くなっていく要のおちんちん…。
喉の奥にあたってむせてしまう。
「んぐっごほっっっ…けほけほ…。」
「慌てんなって…すぐ、入れてやるからさ。」
要の指が、ぐりぐりと侵入してきて、中で、小刻みに振動しているローターに触れる。
「んんんっ…!うふんんん…」
要の指によって、ピンク色のローターが、ピンク色のアナルから、ぬるりと出てくる。
「んくっ…はあ…んんんっ…。」
灯のおちんちんは、すっかり起ちあがっていた…。
「入れるぞ。」
要に抱き寄せられて、正常位の状態で侵入を待つ。
「あああっうぁっ…あぁぁぁぁんんんっ。」
硬く、熱くなった要のおちんちんは、奥まで咥えてしゃぶったので、すんなりと入ってきた。
ふいに、要が灯の乳首をつまみあげる。
!?
「いやぁぁぁぁっ、だめぇぇぇぇぇっ、またいっちゃぅぅぅっ…」
びくびくと震えるおちんちんを、ギュッと自身の手で押さえつける…。
なんとか、射精は免れたものの、空イキしてしまった…。
「うぅっ…今の凄ぇ…よかった…はぁはぁ…灯…」
痛いくらい抱きしめられる…。
朦朧とした意識の中、熱い熱いキスの雨が降る…。
要は二人っきりの時は、いつも以上に優しかった。
(この時だけは…私だけの御主人様いてくださる…。)
要の額から流れ落ちる汗を、灯が舌で舐めとる。
「灯…。」
繋がったまま見つめあう…。
灯は、汗だくになって自分を抱く、要を見ているとなんだか胸のあたりが熱くなった。
「あぁ…御主人様…もっと…はぁはぁ…もっと私を…あぁん…。」
繋がりあい、触れ合っている所から、お互いに求め合う気持ちが流れ込んでくるようだった。
ちゅくっちゅくちゅく…
はぁはぁはぁはぁ…
キスをしながら絡み合う。
二人は、二人だけの空間に溺れた…。
はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ…
「御主人様ぁ…はげ…しい…ああっ…また…いっちゃいますぅぅぅっ…。」
灯のおちんちんが、パンパンになってひくついている。
「また、いくのか?じゃあ、俺もいくかな…。」
そうゆうと、要はさらに深く灯の尻に腰を打ちつけ始めた。
「ひゃぁぁぁっ、んんっあっんぁぁんっ…奥…いいっ、きもちぃぃぃれすぅぅぅっ…。」
頭が真っ白になって、何も考えられない。
目の前の御主人様のお顔がたまらなく愛おしい。
「キス…してぇぇっ、ごしゅじんさまぁぁっ。」
その瞬間激しいキスが襲い掛かる。
舌を吸われ、口の中も目茶苦茶に求められた、要から送り込まれる唾液を飲み下してゆく…。
ちゅく…んぐっんぐ…はぁ…
パンパンパンパンパンパン
「うっ…でる…あっ…。」
灯の中のおちんちんが、熱くなって弾けた…。
「あぁぁぁぁぁぁっででますぅぅぅぅっっ…。」
お腹の中に熱いくらいの精液が吐き出される…。
灯の胸に顔を埋める様に、抱きつきながら射精を続ける要が、また灯の乳首を吸った。
その瞬間、あの衝撃的な快感が、襲ってくる。
「きゃぁぁぁぁっいくっっイクイクイクっ乳首っいっちゃぅぅぅぅぅっっっ…。」
灯は悲鳴を上げながら、射精した…。
はぁはぁはぁはぁはぁはぁ…
要は、達してもおちんちんを抜かなかった。
灯のお尻からは、入りきらなかった精液がとろとろとあふれ出てきていて、お腹は自分の精液でどろどろになっている。
「灯、もっかい、いい?」
悪戯に乳首を指で突く…。
「あんっ…もう…一回だけですよ…。」
そう伝えると、要はまた、激しい律動をはじめた…。
「あっあっあんんんっあんあんっ…」
あの二人が帰ってこなかったら、二人はこのまま、永遠に交わっているんじゃないかと思ってしまうくらい、要はは灯を求め続けた…。
二人だけの特別な時間…。
今だけは、何もかも忘れて要を愛していたいと灯は思った…。
揺れるべットの上で、ささやかな思いを胸に灯は身を重ね続けるのだった。
終
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